円頓寺商店街から文化のみち、徳川園まで。トラベルライターおすすめの新・名古屋定番観光モデルコース

directions_walk 名古屋駅周辺ポートまで徒歩約5〜10分 directions_bike チャリチャリに乗って約7分

[place_master_id=5958 ImageChange=156946 DescriptionChange="{名古屋城下町の景観を今に残す、かつての商人町。家康公の命で始まった名古屋城築城に伴う、清須越しによって形成されました。

かつての町並みを今に残し、ふと江戸時代へタイムスリップしたような歴史情緒に浸ることができます。
}" show_photos embed]

▶︎ポイント

名古屋を流れる堀川周辺は水運の拠点となり、米穀・調味料・酒などを城下町へ供給する役割を果たしました。そのため、大きな商家が軒を連ねるようになったのです。

「四間道」の名は、元禄13年(1700年)に発生した大火の後、防火の目的や商業活動の円滑化のために道幅を4間(約7m)に広げたことによります。

現在、四間町のトレードマークとなっている白い土壁の景観がつくられたのは、元文年間(1740年ごろ)。実に今から250年も昔になります。

「名古屋にこんな場所があったなんて...!!」自転車に乗ってスローペースで移動するからこそ、町並みに溶け込むような不思議な感覚を覚えます。

directions_bike チャリチャリに乗って約5分

[place_master_id=12774 DescriptionChange="{昭和8年(1933)円頓寺商店街で創業の喫茶店。現存する喫茶店の中では名古屋で一番古い喫茶店だと言われています。

現在は3代目が店主をつとめ、代替わりを機に2018年に店舗をリニューアルしました。朝から地元の方が多く集う憩いの場です。}" show_photos embed]

▶︎ポイント

気持ちの良いサイクリングを終えたあとは、喫茶店の横にあるポートに自転車を返却して、長年愛されている名物モーニングを楽しみましょう!

喫茶まつばさんの定番は、「クラシックビターブレンド」です。深いコクと豊かな苦味がありながら、意外にもスッキリ飲むことができるのが特徴。

ふわふわのトーストに優しい甘さの小倉あん、そしてゆで卵。間違いない美味しさのモーニングに、お腹も心も満たされます。さぁ、それではサイクリングの再開です。

train チャリチャリに乗って約3分

[place_master_id=12775 DescriptionChange="{四季折々の季節感溢れるお菓子を用意している、創業明治10年の和菓子屋さん。

店先でひとつずつ手焼きしている「金鯱きんつば」が大人気。売り切れることもあるため、取り置きをお願いしておくと安心です。}" show_photos embed]

▶︎ポイント

餡のまわりに生地をつけて焼いた四角い和菓子・きんつば。名古屋ならではの美味しいあんこを楽しめるおすすめのお菓子です。

名物「金鯱きんつば」にはなんと、しゃちほこ焼き印が押されており、焼印はこんがり金色!可愛らしくも、名古屋らしい華やかさも感じられます。

もう一つの名物が「松露糖(しょうろとう)」。砂糖で作られたすり蜜で、あん玉を包んだお菓子です。お土産にも自宅用にもおすすめ。

directions_bike チャリチャリに乗って約15分

[place_master_id=990 DescriptionChange="{徳川家康が豊臣方の大名らに命じて、いわゆる公儀普請(諸大名を動員して造ること)で築いた近世城郭。

初代の義直以降、16代約260年にわたって、徳川御三家の中でも筆頭格・尾張徳川家の居城となりました。

天守閣のいただきには金鯱(きんしゃち)が飾られ、名古屋のシンボルとして有名です。}" show_photos embed]

▶︎ポイント

徒歩で回るのは大変な名古屋城ですが、自転車であればストレスフリーに巡ることができます。カメラをもって、散策するように走るのが楽しいです。

なんと名古屋城の北東、郷土の森で素晴らしい風景に出会えました。紅葉と名古屋城のコラボレーションが素晴らしく、思わず写真をパシャリ。

秋の紅葉や春の桜など、名古屋の季節を象徴する素晴らしい風景に出会えるので、ぜひ少し足をのばして訪れてみてください。

directions_bike チャリチャリに乗って約15分

[place_master_id=12777 ImageChange=158161 DescriptionChange="{大正末期から昭和初期にかけて建てられた、陶磁器商として活躍した井元為三郎の旧邸宅で、現在は資料館として一般公開されている。館内にはShumokucafeが併設。}" show_photos embed]

▶︎ポイント

名古屋城から徳川園に至る「文化のみち」。武家屋敷が立ち並んだエリアがルーツとし、名古屋の近代化を物語る貴重な建築物が数々残っています。

その中で、実業家・井元為三郎(いもとためさぶろう)氏の邸宅だった建物を一般公開しているのが「文化のみち橦木館(しゅもくかん)」です。

象徴的なステンドグラス。スペードとクローバー、ダイヤはありますが、もう一つは?ここには幸せは自分の心にあるものという氏の考えが現れています。

世界有数の陶磁器生産を誇った名古屋。家内制手工業から工場生産、そして貿易まで、発展の軌跡を辿ることができますよ。

リアルジブリと呼ばれることもある台所や、館内にいくつかあるトイレなど、展示されているものはどれも現役。文化のみち橦木館は、まさに"生きた文化財"です。

1階の旧応接室では「SHUMOKU CAFE」も営業されています。おすすめはパンケーキセット。

華やかな甘味がありながらスッキリとした味わいの「紅茶のクリームソーダ」と、ふわふわもちもちで素朴な美味しさの「パンケーキ」の相性が抜群です。

directions_bike チャリチャリに乗って約10分

[place_master_id=12778 DescriptionChange="{名古屋名物・てんむすを販売している老舗お弁当屋さん。天むすとお惣菜が入ったバリエーション豊かな天むす弁当を購入することができます。

天むす単品は、天むす、黒米天むす、高菜天むすの3種類があります。}" show_photos embed]

▶︎ポイント

名駅でもよく見かける名古屋を代表する天むす屋さんを訪れることができて、また一歩"名古屋通"になった気分に。

おすすめは駅弁ではなかなか購入できない「高菜天むす」。程よい塩加減とぷりぷりな海老天に、高菜の風味のアクセントが効いています。

注文と同時に作ってくださり、温かい状態の天むすを渡してくださいました。これが駅弁では食べられないお店で購入する特権です。

directions_bike チャリチャリに乗って約10分

[place_master_id=5952 DescriptionChange="{尾張徳川家の2代藩主・徳川光友が隠居した大曽根御屋敷跡に造られた、総面積2.3ヘクタールにも及ぶ池泉回遊式庭園。

周囲の自然を生かしつつ、滝から渓谷、海に見立てた池へと水が流れる風景は雄大で、四季折々の色彩変化には思わず息を呑んでしまうはず。}" show_photos embed]

▶︎ポイント

筆者が訪れたのは、12月の中旬。終わりがけと思って紅葉もまだ見頃で、「本当にここが名古屋!?」と疑ってしまうほど、秘境を思わせるロケーションが広がっていました。

中でも見応えがあったのが、虎の尾から大曽根の瀧の区間。深山幽谷を思わせる地形は、溢れるような紅葉に包まれ、水面へ見事に映り込んでいました。

そんな秋が深まる庭園のベンチでいただくのが、先ほど購入した地雷也の「天むす」です。絶景を横目にいただくお弁当は何倍も美味しいですね!

directions_bike 乗りたい地下鉄の駅周辺のポートに返却 directions_walk 地下鉄の駅まで徒歩数分、電車で帰宅

© 株式会社MATCHA