ちゃんと知ってる?「おせち料理」の意味をおさらいしよう!

12月22日:今日は「冬至」

冬至(とうじ)は、一年の中でもっとも日が短くなり、夜が一番長い日です。かぼちゃを食べたり、柚子湯に入ったりして過ごし、寒い冬を乗り越えていきたいですね。

さて、冬至を過ぎたらお正月まであっという間!大掃除をしたり、お正月に欠かせない「おせち料理」の材料を調達したり、少しずつ準備を進めている方も多いかと思います。

今日は、華やかでおめでたい「おせち料理」の意味について調べてみました。

おせち料理の意味とは?

農林水産省のホームページによると、もともと昔は3月3日、5月5日などの節句に向けて備える料理全般を「おせち」と呼んでいたそうです。

そのうち1年の中でも特に重要なお正月の料理だけを「おせち料理」と呼ぶようになったのだとか。

おせち料理には「今年1年も無事に過ごせますように」という、家内安全や無病息災を願う意味が込められているそう。そのため、使用する材料も縁起が良いものが使われているそうですよ。

また、毎日ご飯を作っている人がお正月の3日間はゆっくりと料理をせずに休めるように…といった意味もあるそう。おせちが保存がきく料理であるのは、このような理由からなんですね!

欠かせない「祝い肴3種」

新年の縁起物としておせち料理に欠かせないのが「祝い肴3種」。主に「黒豆」「田作り」「数の子」と言われています。

  • 黒豆

「まめましく」という意味があり、家族全員が元気に働けるようにという意味があります。

  • 田作り

材料のカタクチイワシを、昔は田んぼの肥料に刻んで使っていたそう。そのことから「田作り」と呼ばれています。豊作を願う意味があります。

  • 数の子

数の子には卵がたくさんあることから、子孫繁栄を願う意味がありますよ。

これ以外にもおせち料理にはそれぞれ意味があります。込められた意味を知ることで、お正月の準備がより楽しくなると思います。

みなさんのご家庭ではどのようなおせち料理が並びますか?ぜひ調べてみてくださいね。

(参考:農林水産省|おせちは一年の幸を願う料理。おせちを知って作ってみよう!

(参考:農林水産省|おせち料理ってどんな料理?

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「冬至」とは?

二十四節気のひとつ。北半球では太陽の高さが一年で最も低くなる日。そのために一年中で最も日が短くなり、夜がいちばん長い。この日にゆず湯に入り、かぼちゃを食べると風邪をひかないといわれる。

出典:一般社団法人 日本記念日協会ホームページ

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