ホテルオークラは21日、江蘇省蘇州市に「ホテルオークラ蘇州」（仮称）を2027年に開業すると発表した。江蘇省初の「ホテルオークラ」ブランドのホテルとなる。
ホテルオークラ蘇州は産業団地「蘇州工業園区」に設ける。上海虹橋国際空港と鉄道の上海虹橋駅からそれぞれ車で約１時間、鉄道の蘇州駅からは車で約30分の距離にある。
客室数は249室で、うち25室がスイートルーム。標準客室面積は42平方メートル。日本料理や中国料理などの飲食施設に加え、フィットネスジムや室内プールも併設する。
ホテルは蘇州融和不動産が開発する複合商業施設の上層部に入居する。オークラがホテル運営を受託する形。20日に同ホテルの運営管理契約に関する調印式を行った。
蘇州融和不動産は住友商事、広島県の不動産会社マリモホールディングス、不動産事業を手がける蘇州圓融発展集団の３社が出資している。
ホテルオークラのグループ会社が運営する「ホテル・ニッコー」ブランドのホテルは江蘇省で４軒運営。無錫市と蘇州市、泰州市、常熟市で展開している。
