【フィリピン】財閥アヤラ系、医薬品小売りに出資[医薬]

フィリピンの大手財閥アヤラ・コーポレーションの医療サービス部門アヤラ・ヘルスケア・ホールディングス(ACヘルス)は21日、北部ルソン島を拠点にする医薬品小売りのセント・ジョセフ・ドラッグに持ち株会社を通じて出資したと発表した。自社の輸入医薬品事業と連携させ、販路を拡充する。

セント・ジョセフ・ドラッグは1958年に創業した。ルソン島に110店舗超を展開する。ACヘルスは同社の少数株式を製薬事業の持ち株会社AHCHIファーマベンチャーズを通じて取得した。

ACヘルスのパオロ・ボロメオ社長兼最高経営責任者(CEO)は「既存の小売り事業ジェネリカ・ドラッグストアと共に手頃な医薬品の普及を目指す」と述べた。

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