田中聖は実刑判決、赤西は10年ぶり地上波バラエティ、田口は現役ホストとユニット結成…際立つ元KAT-TUNの明暗

ATMでおろした1万円を握りしめる田中聖

来年1月23日に漫画『山田君のざわめく時間』の単行本を発売するKAT-TUNの中丸雄一(40)。バラエティー番組でも活躍するいっぽうで、今年6月から『月刊アフタヌーン』(講談社)誌上で短期集中連載していた同作で、不惑にして本格的に“漫画家になる”という夢を叶えることとなった。

同じくKAT-TUNのメンバーである亀梨和也(37)は俳優業に力を入れている。現在公開中の三池崇史監督の映画『怪物の木こり』で主演を務め、来年も早速1月期のドラマ『大奥』(フジテレビ系)でメインキャストを務めることが明らかに。また上田竜也(40)は来年1月6日よりソロコンサート『MOUSE PEACE 2024 ~我龍転生~』を開催予定だ。

メンバーの好調ぶりがうかがえるKAT-TUNだが、これまで上記メンバー以外の3人が脱退するという波乱万丈のグループでもある。さらにその3人も明暗がくっきりと分かれていて……。

■田中聖は逮捕歴6回で実刑判決

これまで大麻や覚醒剤の所持、恐喝といった容疑で6度の逮捕歴があるのは田中聖被告(38)。

‘01年にKAT-TUNのメンバーに選ばれ、’06年3月にデビューし人気を博した田中被告だが、’13年9月に「度重なるルール違反」を理由にジャニーズ事務所から専属契約を解除されることに。以降も音楽活動を行っていたものの、先述のように度重なる逮捕によって現在は芸能活動停止となっている。

本誌は契約解除直後の’13年10月、都内のクラブで行われていたハロウィンパーティに訪れた田中被告の乱痴気騒ぎを目撃。右目の周りを黒く塗りつぶした田中被告は、女性の集団から写真撮影を求められると、女性の頬を後ろから舐めようとしながら写ろうとしていた。

そして、今年12月15日、’22年6月に自宅で覚醒剤を使用した罪によって、裁判で懲役1年の実刑判決が確定した。別の覚せい剤事件では懲役1年8ヵ月の判決を受けていたため、2つの事件で合わせて2年8ヵ月の懲役刑を受けることになる。今回の実刑判決が、自身の行動を顧みるきっかけになればいいが――。

■赤西仁 約10年ぶりのバラエティー出演が話題!

一方で、’14年2月にジャニーズ事務所を退所した赤西仁(38)は好調そのものだ。ソロアーティストとして活躍する赤西は、今年8月から9月にかけて『JIN AKANISHI FAN CLUB TOUR 2023 “YELLOW NOTE”』を開催。さらに12月27日には約4年半ぶりとなるオリジナルアルバム『YELLOW NOTE』のリリースを控えている。

さらに、12月17日には『まつもtoなかい』(フジテレビ系)に出演。約10年ぶりとなるバラエティー出演は、SNSを中心に話題を呼んだ。

プライベートも順調だ。’12年2月に黒木メイサ(35)と結婚し、2人の子宝にも恵まれた赤西。現在は、家族とともにハワイで暮らしているが、『まつもtoなかい』の収録後は黒木の待つハワイにトンボ帰りしていたと「週刊女性PRIME」によって伝えられている。結婚から11年が経つが、その夫婦愛は健在のようだ。

■田口淳之介 小嶺の地元に就労支援施設を開設予定

独自の路線を歩んでいるのは、’16年3月末に退所した田口淳之介(38)だ。もともとアーティスト活動を行っていた田口は、現役ホストの大和孔太とともに新ユニット「NOMUZO」を結成し、今年4月に楽曲をリリース。さらに来年1月の舞台『雨。今、君は』で主演を務めることが発表されている。

そのいっぽう課外活動も活発で、’22年3月にはプロ雀士に合格。また今年7月には『デイリー新潮』でのインタビューで、熊本県に軽度障がい者のための就労支援施設をオープンする予定だと発言し、さらに来年1月には自身がプロデュースするビストロレストラン「Junno’s Table」を開店する。

そんな田口だが’19年5月、大麻取締法違反の疑いで交際相手の小嶺麗奈(42)と共に逮捕された。公判中に「結婚したい」と“公開プロポーズ”するなど一貫して小嶺への愛を貫いてきた田口は、’19年11月の本誌インタビューでも、「公判が始まる直前、僕は彼女に『そばにいてほしい』と伝えたんです」「もう書類(婚姻届け)を出すタイミングだけの問題です」と明かしていた。

順風満帆に見えた田口と小嶺だったが、’21年6月に暗雲がたちこめる。一部週刊誌で、結婚に踏み切らない田口に小嶺が愛想をつかし、同棲を解消し熊本の実家に戻ったと報じられたのだ。

しかし’22年2月下旬、本誌は2人の姿を目撃。都内にある家賃13万円ほどの1LDKマンションで2人は同棲を再開したようで、コインパーキングにとめた車から引っ越し用の段ボールを抱える田口に続いて、小嶺も大きなビニール袋を抱えて2人で同じマンションへと帰っていた。

ところが再び‘22年11月、2人は同棲を解消したと「FRIDAY DIGITAL」が報じている。先述の就労支援施設がオープンするのは、小嶺の地元である熊本県だが――。2人の行方は、果たして?

© 株式会社光文社