「私の醜い死を眼に焼きつけて」画像生成AIによる世界初の長編アニメ『死が美しいなんて誰が言った』本日より劇場公開!明日23日はキャストほか集結の舞台挨拶も

『死が美しいなんて誰が言った』©ズーパーズース

モーキャプスタジオ<アインス>を運営するズーパーズースのアニメ映画第2弾『死が美しいなんて誰がいった』が本日、12月22日(金)より劇場公開。本作は、画像生成AI とモーションキャプチャーを活用し少人数で制作した、世界初の長編アニメだ。

ゾンビウイルスが全国を覆い尽くした日本で……

――ゾンビウイルスが全国を覆い尽くした日本。政府は治療可能な感染者だけを病院に送り込む。ウイルスに侵されている研修医のリカは、16歳で天才詩人のレイと妹のユウナの看病をしていた。ある日、ユウナの症状が悪化し、ゾンビ化して暴れ出してしまう。

恐怖と混乱に包まれた病院を逃れたリカとレイ。リカは生きる希望を見出すため海外へ逃げることをタキシバとともに提案するが、レイは故郷の家に帰ることにこだわっていた。やがてレイの家にたどり着くが、そこで変わり果てた姿の妹から悲しい告白を受ける。絶望的な世界の中で、彼らは生きることへの希望を見出せるのか――?

ベストセラー原作を世界初・画像生成AIで長編アニメ化

『死が美しいなんて誰が言った』の原案は、若くして不慮の死をとげた広津里香のベストセラー「死が美しいなんて誰が言った」。ゾンビパンデミックによって大切な家族を失ってしまった主人公の怒りと悲しみ、そして生きることへの渇望を描いている。

この衝撃的な原作をアニメーション映画として蘇らせるのは、ニューヨーク・アジア映画祭で最優秀新人賞を受賞した中島良。絶望的な世界を舞台に、生きる意味を問い直すゾンビアニメーション映画となっている。

そして本作は、画像生成AIの「Stable Diffusion」を全編にわたって使用した世界初の長編アニメーション映画でもある。AIとモーションキャプチャーによって少人数スタッフでも長編作品を制作できるという、次世代のアニメ制作に新風をもたらすチャレンジングな試みにも注目したい。

長江崚行や中村ゆりか、監督も登壇の舞台挨拶開催

そんな本作のキャストは、ゾンビウイルスに感染している詩人・レイをミュージカル「ヘタリア」や舞台「文豪ストレイドッグス」で人気の長江崚行、感染した兄妹を守る医師・リカを『映画 賭ケグルイ』シリーズへの出演で知られる中村ゆりか、レイの妹のユウナを私立恵比寿中学のメンバー・真山りか、密航しようとするリカを手助けする密航斡旋業者のタキシバをモデル・映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍中の俳優・山田ジェームス武がそれぞれ熱演する。さらに主題歌は、アカスピEX2年生全国大会優勝、YouTubeチャンネル登録者数7万人、総再生回数1000万回越えのアカペラアーティスト・ももんぬが担当した。

なお本作は、2023年12月23日(土)にヒューマントラストシネマ渋谷にて公開記念舞台挨拶を開催。豪華声優陣&ももんぬ、中島良監督も登壇予定だ。

『死が美しいなんて誰が言った』は2023年12月22日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開

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