ドルトムント、解任噂されたテルジッチ監督の続投決断!

続投となったテルジッチ監督[写真:Getty Images]

ドルトムントがエディン・テルジッチ監督の続投を決めたようだ。ドイツ『Ruhr Nachrichten』が報じている。

テルジッチ体制2年目のドルムントは、チャンピオンズリーグ(CL)でパリ・サンジェルマン、ミラン、ニューカッスルと同居した“死の組”を見事に首位通過。しかし、DFBポカールでのラウンド16敗退に加え、ブンデスリーガでは首位のレバークーゼン(1試合未消化)と12ポイント差の5位に低迷している。

とりわけ、直近はアウグスブルク、マインツという格下相手のドローを含め4分け2敗の公式戦6試合未勝利でウィンターブレークに突入する形となった。

そんな中、ドイツメディアでは、多くの選手たちはテルジッチ監督の人間性や振る舞いに好意的であるものの、守備的過ぎる戦い方やトレーニングや戦術面に関して強い不満を抱いていると伝えており、絶対的なリーダーの一人である元ドイツ代表MFマルコ・ロイスらが中心となってクラブ首脳陣に対して、指揮官の更迭を促していると報じられていた。

しかし、『Ruhr Nachrichten』によれば、21日にシーズン前半戦の分析とミーティングを実施したドルトムント首脳陣はテルジッチ監督の続投を決断。首脳陣はは昨シーズンも劣勢に立たされながら、最終的にはタイトルへの挑戦を続けたテルジッチ監督ならば、今シーズンも後半戦で立て直せるという信頼があるようだ。

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