新潟魚沼市長が10%減給1カ月 30代消防士長のパワハラ問題で引責、市議会が可決

 新潟県の魚沼市消防本部の30代消防士長がハラスメント行為を繰り返し、懲戒免職となった問題を受け、新潟県魚沼市は市民の信頼を失墜させた責任を取るとして、内田幹夫市長を減給10分の1(1カ月)、櫻井雅人副市長を減給20分の1(1カ月)とする条例改正案を12月21日の市議会12月定例会に提出し、可決された。

 消防士長は2016〜20、22、23年にかけ、同僚職員に対し精神的、身体的なハラスメント行為を繰り返していたことが23年11月に発覚。12月4日、懲戒免職となった。

 12月定例会最終日となる12月21日の本会議では、減給に関する条例案のほか、11議案も可決した。

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