下生井小でコウノトリの巣作り

 コウノトリの巣作りを体験するワークショップが21日、小山市の渡良瀬遊水地の近くにある小学校で行われました。

 コウノトリの巣作りに挑戦したのは、小山市の下生井小学校の児童たちです。こちらの小学校は、渡良瀬遊水地のすぐ近くにあり、4年生が総合学習の時間に、遊水地やコウノトリについて学んでいます。

 21日の巣作りは、創立150周年の記念事業も兼ねて行われたもので、全校児童35人が参加しました。巣作りの材料は、児童などが遊水地周辺で事前に集めた、ヤナギの木や下草などで、NPO法人わたらせ未来基金の青木章彦理事長が指導しました。

 初めに直径1・8メートルの土台に、ヤナギの木の枝を並べて敷き詰め、その上に小枝を組み合わせてドーナツ状の巣の外側を作りました。続いて、その内側に並べたわらを、児童たちが踏んで固め、およそ1時間で巣を完成させました。この日は小山市の浅野正富市長も駆けつけ、一緒に作業を行いました。

© 株式会社とちぎテレビ