足立区 ひきこもり支援を強化 相談窓口新設へ

ひきこもり支援のさらなる強化を目指し、足立区は総合的な相談をワンストップで受けることができる窓口を新設する方針を示しました。

足立区は12月20日、近藤区長やひきこもりの家族を持つ家族会のほか、支援する地域団体が出席する初の協議会を開きました。

KHJ全国ひきこもり家族会連合会 上田事務局長:「自分の存在を否定しているので、そういう状態でひきこもっている方の心情をどこまで想像して、支援の考え方に繋げるかということなんです」

足立区では6千人を超えるひきこもりがいると推計され、年間900件を超える相談が寄せられています。こうした現状を踏まえ協議会では、支援の基盤をつくり、支援体制を構築していく考え方を確認しました。

近藤区長:「あちこち移動しないで一つの場所で総合的な相談を受けられるような体制、新年度からワンストップの相談窓口の新設を考えております」

足立区は今後も協議を重ね、誰一人取り残さない支援の仕組みづくりをしていくとしています。

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