スーパー戦隊最新作「爆上戦隊ブンブンジャー」のティザービジュアル解禁。車をモチーフに自分も時代も“バクアゲる”

テレビ朝日系では、2024年3月3日からスタートするスーパー戦隊シリーズ第48作目として「爆上(ばくあげ)戦隊ブンブンジャー」が(日曜午前9:30)のスタートが発表された。

「爆上戦隊ブンブンジャー」は、子どもたちに圧倒的な人気を誇る“車”をモチーフに、タイヤやスピードメーターをイメージしたレーシングスーツに身を包んだヒーローが、困難を知恵と技術で乗り越えていく物語。これまでにも「高速戦隊ターボレンジャー」(1989年)や「激走戦隊カーレンジャー」(96年)など、車がモチーフになったスーパー戦隊シリーズは数多くあったが、本作では、ヒーロー自らがスーパーマシンを作り上げるという““車”ד作る”をテーマにしている。自由な発想で組み上げたスーパーマシンで、自ら道を切り開いていくクリエーティブで自立したヒーローが、新時代にふさわしいカッコよさで幅広い世代の人々に魅力を発信する。

今回の発表に合わせて解禁となったティザービジュアルでは、高層ビルが立ち並ぶ都市と朝焼けを背景に、赤色のスーパーカーと、レッド、ブルー、ピンクの3人がおのおのの方向を見つめる、物語を予感させるビジュアルとなっている。

腕を組んで遠くを見つめるブンレッドは、いつも前向きで熱い心の持ち主。物事の本質を見抜く力があり、勝負勘が強く即決即断でチームを引っ張る。あごに手を当て考え事をしているようにも見えるブンブルーは、クールな半面、ハードルが高ければ高いほど燃える熱い一面も持つプロ意識の高い頼れる戦士だ。そして、奥で腰に手を当てているブンピンクはチームのムードメーカーで好奇心旺盛、行動力あふれるタイプとのこと。感情豊かで天真らんまんなキャラクターでチームを明るく盛り上げる。

さまざまな分野の“プロフェッショナル”でもある3人が、それぞれのスキルを生かし、チームヒーローとしての魅力を“ブンブン”振りまき、敵に立ち向かっていく。

劇中では、ビジュアルにも登場している赤いスーパーカーをはじめ、ワクワクする車が続々登場する予定で、ブンレッド&ブンブルー&ブンピンクの変身アイテム「ブンブンチェンジャー」は、スピードメーターがモチーフとなっている。また、共通の武器「ブンブンハンドル」も車のハンドルがモチーフで、レンチ型の銃に変形するガンモード、ドライバー型のロッドに変形するロッドモードなど、クールなアイテムとなっている。

脚本を担当するのは、「ポケットモンスター」をはじめ、「バトルスピリッツ」や「イナズマイレブン」などの人気シリーズを手掛けたホビーアニメ界の大家・冨岡淳広氏。演出は、21年「機界戦隊ゼンカイジャー」や22年「仮面ライダーギーツ」(ともにテレビ朝日系)などを担当してきた中澤祥次郎氏。さらに、アクション監督は自身もスーツアクターとして活躍する渡辺淳氏、特撮監督は佛田洋氏が務める。

ドラマを手掛ける久慈麗人プロデューサーは「企画を進めていくには、作品を象徴する“軸”が必要です。今回われわれがその軸として打ち立てたのが『バクアゲ』という旗でした」と述べ、「“バクアゲる”とはどういうことなのか…作品の内容について、まだ多くを語ることはできませんが、われわれの『バクアゲたい!』という思いに共鳴して、本当に素晴らしいクリエーター・スタッフ・キャストの方々が集まってくれています。想像を超えた化学反応が起きまくりで、正直この作品がどこまで加速していくのか、現時点では見当もつきません。ただ一つ確かなことは、視聴者の皆さんも、作り手側も、気分が“バクアガる”作品になることは間違いありません! ご期待ください!」と熱いメッセージを寄せている。

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