「うちの弁護士は手がかかる」がクランクアップ! ムロツヨシ「また面白い何かを、必ずや続きを」

フジテレビ系連続ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(金曜午後9:00)が、本日12月22日放送で最終回。最後の撮影を終えた主演・ムロツヨシ、共演する平手友梨奈江口のりこからコメントが届いた。

「うちの弁護士は手がかかる」は、芸能事務所の元敏腕マネジャー・蔵前勉(ムロ)が、スター女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、超エリートなのにどこか不器用な新人弁護士・天野杏(平手)に振り回されながら、パラリーガルとして奮闘する“育成型”リーガルエンターテインメント。

最終回。杏は、蔵前や香澄今日子(戸田恵子)らからの信頼に応えて、香澄法律事務所に復帰する。しかし、杏は蔵前たちが総出で川の中から見つけ出してくれた弁護士バッジをつけていなかった。まだ自分に弁護士資格があるかどうか、はっきりしていないからだという。そして、杏は、事務所の仲間たちに頭を下げ、青海医大病院による看護師・大橋いずみ(志田未来)の不当解雇の件に力を貸してほしいと頼む。人に頭を下げてお願いする杏の成長した姿に感動する蔵前たち。そんな杏の思いに応えて、山崎慶太(松尾諭)、辻井玲子(村川絵梨)の両弁護士もやる気を見せる。山崎は丸屋泰造(酒向芳)と、辻井は岩渕亮平(日向亘)と共にそれぞれ情報収集を開始。だが、病院内には完全に箝口令(かんこうれい)が敷かれているようで、思うようには進まない。一方、蔵前は杏とは別行動をとり、彼女の恩師・椿原(野間口徹)に会いに行く。そこで「天野先生に弁護士資格がないというのは本当なんですか?」と問う蔵前。するとそこに突然、今日子が現れる――。

ムロ、平手、江口のクランクアップは、青海医大病院に関する裁判を終えた法廷で会話を交わすシーン。最後のカットを撮り終えると、スタッフから「天野さくら役、江口のりこさんオールアップです!」と声がかかり、盛大な拍手の中、ムロから花束を渡された江口は「ありがとうございました。皆さん本当にお疲れさまでした」とねぎらい、「いい年末をお迎えください。またどこかでお会いした時はよろしくお願いします」とあいさつ。

次に「天野杏役、平手友梨奈さんオールアップです!」の声とともに、ムロから花束を渡された平手は「(初めての弁護士役の挑戦だったので)たくさんご迷惑をおかけしてしまった部分もありましたが、キャスト、スタッフの皆さんの元気に本当に助けられていました」と振り返り、「本当に感謝の気持ちでいっぱいです。約4カ月間、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

そして、「蔵前勉役、ムロツヨシさんオールアップです!」と紹介され、相沢秀幸監督から花束を渡されたムロは、まず「本当に、本当に申し訳ございませんでした。皆さまとほかの現場で会っても心からおわびを続けると思いますが、まさか撮影を止める男になるとは思いませんでした」と病気で休んだことを謝罪しつつ、「クランクインの時に言った通り、ちょっとした伝説が始まりました。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で優勝してスポーツ界が盛り上がっているところ、これからエンタメ界、特にドラマ界も頑張ろうじゃないかと。大きい流れというか、勢いというか、結果というか、皆さんの印象に残るようにやってきました。まだまだ足りないですが、新しい枠の1作目としてはいいスタートが切れたかなという気持ちもあります」と自信をのぞかせた。

続けて「これからはスケジュール以外で(笑)、もっと手のかかる役者になって、どの国にも、どの配信にも負けない何か面白いものを、また皆さまと一緒に作りたいなと思います」と次回作への意欲を見せ、「とにもかくにも、楽しい楽しい現場でした。いろいろなことも言えましたし、言ってもらえました。これが最高の結果だと思っております。また会って、また面白い何かを、必ずや、続きを、何かを作りたいなと思っております。皆さん本当にありがとうございました!」と笑顔で締めくくった。

なお、最終回の放送は、「全日本フィギュアスケート選手権2023 女子ショート」生中継のため、放送時間が繰り下がる可能性あり。

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