補正予算など29議案を可決 岡山県議会が閉会

補正予算案などを可決し、閉会した11月定例岡山県議会

 11月定例岡山県議会は22日、本会議を再開。LPガス使用料助成などの物価高騰対策を盛り込んだ323億4500万円の2023年度一般会計補正予算案など29議案を原案通り可決、閉会した。

 伊原木隆太知事は閉会あいさつで、成立した補正予算について「(掲げた施策を)速やかに実施し、物価高騰から県民生活や事業活動を守るとともに地域経済の活性化を図る」と強調した。

 年明けに概要を公表する県の24年度当初予算案にも触れて「県財政は厳しい状況が続くが、限られた財源を有効に活用して『生き活(い)き岡山』の実現に向けて全力で取り組む」と決意を述べた。

 本会議では教育委員を再任する人事案1件に同意。介護福祉士養成教育への支援強化などに関する陳情4件を採択した。

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