大谷寄贈のグラブ、岩手の母校に 「野球しようぜ!」メッセージも

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が母校の岩手県奥州市立姉体小に寄贈したグラブ。「野球しようぜ!」とのメッセージも添えられていた=22日午前

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が日本国内の全小学校に三つずつ寄贈するグラブが22日、全国に先駆けて母校の岩手県奥州市立姉体小で児童にお披露目された。児童らはさっそくグラブを使ってキャッチボールを楽しんだ。

 贈られたのは、大谷選手のサインがプリントされた右利き用二つと左利き用一つの計三つ。「野球しようぜ!」との写真入りメッセージも添えられた。国内の全小学校約2万校に、計約6万個が来年3月までに順次配送される見通しだ。

 キャッチボールでは3人が大切そうにグラブをはめ、10球ほどボールを投げ合った。捕球音が響くと、見ていた児童からも大歓声が湧いた。

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