幼稚園児でも持てる! 「キャンプ飯(めし)」に革命を起こしたかる〜い『鉄板マルチグリドル』の使用感

キャンプ飯と言えば網や重い鉄板でBBQ、その後の片づけはタワシでゴシゴシ。知り合いとのファミリーキャンプをキッカケに息子とキャンプにどっぷりハマってしまった著者が、多くの人が持つそんなイメージを払拭し、キャンプ飯に革命を起こした話題のかる〜いモデルもある(写真のように、幼稚園のわが子でも持てる。右手が25cm、左手が33cmサイズ)『鉄板マルチグリドル』をレポートしてみたい。

軽くて持ち運びに便利なのに、油不要で焼いて・炒めて・煮ても焦げ付かない!

マルチグリドルはアルミ合金を加工して作られた、最近キャンパーに話題の調理用具。筆者はマルチグリドル初代アンバサダー。サイズはいろいろだが、JHQ『鉄板マルチグリドル フラット 33cm(約1kg・税込9,130円・2021年発売)』の一番小さいサイズ『鉄板マルチグリドル フラット 19cm(約330g・税込6,930円・発売中)なら、350mlの缶ジュースより軽くて持ち運びも楽。

また、表面にイノーブルコーティングという特殊な加工が施されているのでシーズニングも不要で、油を使わずに焼いて・炒めて・煮ても焦げ付かない。さらに、熱伝導率も高いため、風などで火力が安定しない環境下でも安心して料理ができるのも魅力だ。このように焦げやすいジンギスカンでも大丈夫。 なお、深型タイプ『鉄板マルチグリドル ディープ 29cm』の場合は中央が凹んでいるので、野菜は中央に置くのがオススメだ。

これ1枚でALL OK! 料理したらそのままお皿にもなって、片付けもシュシュっと。まさにマルチな活躍

持ち運びや料理シーンでも便利な上、焚火(たきび)台で直火などしない場合は底面に煤(すす)なども付かないので、そのままテーブルに置いてお皿として活用することもできる。 テーブルに大皿代わりに置いて、家族みんなでシェラカップに料理を取り分けながらノンビリとキャンプ飯を楽しむのもオススメ。

また、焦げ付かないので食事の後片づけも楽ちん。スプレーしてキッチンペーパーで拭き取るだけでOKなクリーナーを使えば、洗い場にも行かずに片付けられちゃう。テントを張った場所から洗い場が遠いケースもあるので、ズボラな筆者にはかなりうれしいポイント(写真は『鉄板マルチグリドル 33cm』)。

深型も登場し、使用シーンはさらに拡大し、今後にも期待!

従来、フラットな形状のマルチグリドルが主流でしたが、最近では少し深いタイプの商品も登場し(写真は『鉄板マルチグリドル ディープ 29cm』)、使用シーンはさらに拡大。まだ純正の蓋などは各メーカーからあまり発売されていないが、今後発売されたらキャンプだけではなく、家で使用する人も増えるであろう。今後にも期待したい! 入手は公式オンラインストア及び正規取扱店にて可能。

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