山本由伸の争奪戦は48時間以内に決着か MLB公式サイト記者が伝える

山本由伸の争奪戦がいよいよクライマックスを迎えようとしている。日本時間12月22日、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は自身のX(旧Twitter)を更新し、複数の関係者から聞いた話として「山本は今後48時間以内に決断する可能性が高い」とリポート。なお、争奪戦からはジャイアンツが脱落したことが明らかになっており、ドジャース、ヤンキース、メッツ、レッドソックス、ブルージェイズ、フィリーズの6チームによる争いになっているとみられる。

フェインサンド記者は「複数の報道によると、ジャイアンツは山本由伸の獲得競争から外れていることを通達されたようだ。よって、ドジャース、ヤンキース、メッツ、レッドソックス、ブルージェイズ、フィリーズが争奪戦に残っている。複数の関係者によると、山本は今後48時間以内に決断する可能性が高い」とリポート。この情報が正しければ、山本は日本時間12月24日の昼頃までには移籍先のチームを決めることになる。

「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者も自身のX(旧Twitter)を更新しており、「山本へのオファーは3億ドルを超えている。ヤンキース、ドジャース、メッツが最高のチャンスを持っているとみられており、フィリーズをダークホースに挙げる人もいる」とリポート。ニューヨークとロサンゼルスという東西の大都市を本拠地とする3チームが本命視されているが、正式なオファーを提示したことが報じられているフィリーズにもチャンスがあると考えている関係者もいるようだ。

なお、ポスティング制度のルールにより、山本が総額3億ドルで契約した場合には、4687万5000ドルもの譲渡金が発生する。これは1ドル=140円で計算すると、約65億円もの大金となる。山本を獲得するチームは3億ドルに加えて4687万5000ドルを支払う必要があり、およそ3億5000万ドルという大金を山本1人に投じることになるのだ。これは山本の日本球界での圧倒的な実績と、25歳という若さが高く評価されていることの証。最終的にどんな条件で契約するのか、球界関係者のみならず、日米の野球ファンからも大きな注目が集まっている。

The post 山本由伸の争奪戦は48時間以内に決着か MLB公式サイト記者が伝える first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.