大相撲の佐渡ケ嶽部屋の激励会が21日、天童市の天童ホテルで開かれた。九州場所で白星を2桁の11勝に伸ばし、来年1月の初場所後の大関昇進に望みをつないだ関脇琴ノ若関(佐渡ケ嶽親方=元関脇琴ノ若・尾花沢市出身=の長男)は、「このチャンスをしっかりものにし、皆さんの期待に応えたい」と力強く決意を述べた。
琴ノ若関、十両の琴勝峰関をはじめ、本県関係では幕下の琴羽黒関(鶴岡市出身)、三段目の琴ノ藤関(尾花沢市出身)が出席した。佐渡ケ嶽部屋と琴ノ若関の両後援会長を務める二藤部洋おーばん社長が「あすの相撲界を背負う佐渡ケ嶽部屋の力士たちに、これからも声援をお願いする」とあいさつ。佐渡ケ嶽親方は「いつも応援していただいている皆さんに感謝し、恩返しができるように頑張っていく」と述べた。
同社の取引先などを招いた忘年会と合同で開催され、抽選で招待されたファンを含め約400人が出席した。