【早出し】山形商業高で式典、在校生ら飛躍誓う 

新校舎落成と創立105周年を祝った記念式典=山形市・山形商業高

 山形商業高(小林勝喜校長)の新校舎落成と創立105周年を祝う記念式典が21日、山形市の同校で行われ、在校生らが、さらなる飛躍を誓った。

 生徒や教職員、来賓ら計約1200人が出席した。山商輸誠(ゆせい)同窓会の山口盛雄会長が「最先端の学習環境を最大限に生かし、勉学や部活動に励んで自分の夢や目標の実現に取り組んでもらいたい」とあいさつし、佐藤孝弘市長らが式辞を述べた。生徒会長の2年富塚琉撞(るどう)さん(16)が「恵まれた環境を大切に使い、自分自身をよりよい方向に導くために活用していく」と決意を語った。

 新しい校舎や体育館は昨年4月に供用を開始し、第2期工事として同6月にテニスコート、今年9月にサッカー場、同10月に野球場がそれぞれ完成した。総事業費は約105億円。

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