インフル、コロナとも増加 和歌山県の感染者数

 和歌山県は22日、第50週(12月11~17日の1週間)に定点医療機関で報告された感染症の新規感染者数を発表した。インフルエンザ、新型コロナウイルスとも前週より増えている。

 県内49カ所の医療機関から報告を受けた患者数を基にまとめた。

 インフルエンザの感染者数は1492人で、前週の1488人から4人増えた。

 1医療機関当たりの平均患者数は30.45人で、前週(30.37人)から0.08人増加。保健所管内別では海南が最も多く59.00人(前週41.67人)。次いで新宮51.33人(前週34.33人)、田辺41.00人(前週46.00人)となっている。

 一方、新型コロナウイルスの新規感染者数は217人で、前週(145人)から72人増えた。

 1医療機関当たりは4.43人(前週2.96人)で、5週連続で増加。保健所管内別では海南が最も多く11.00人(前週11.33人)。次いで田辺5.71人(前週4.14人)、御坊5.00人(前週2.00人)となっている。

 全国の1医療機関当たりの平均患者数は4.15人で、前週の3.52人から0.63人増えた。

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