Co/SS/gZのZEROへのトリビュートとして、スペインの漫画家・イラストレーター ミゲル・アンヘル・マルティン(Miguel Ángel Martín)が2024年1月に展覧会を開催

スペインの漫画家・イラストレーター、ミゲル・アンヘル・マルティン(Miguel Ángel Martín)が2024年1月13日(土)から1月21日(日)まで阿佐ヶ谷のギャラリー白線で展覧会『Miguel Ángel Martín × 平川啓子 × Co/SS/gZ TRONIX-NOISE BLISS Exhibition<<TORTURE SOUND SYSTEM WALL>>回顧展 〜A tributute to ZERO[Co/SS/gZ]〜』を開催する。 これは2022年4月に亡くなった、Co/SS/gZのZERO(榎本是朗)へのトリビュートとして催されるもので、再結成後のCo/SS/gZを撮影し続けてきた写真家・平川啓子によるライブ写真の掲出、ZEROの愛用ギターなどの貴重な展示も合わせて行なわれる。

あの寺田克也(イラストレーター・漫画家)が「奴は深く、静かにヤバイ」と評価するマルティンは、1960年、スペインのレオン生まれ。暴力、セックス、SMといった題材を彼特有のシンプルで愛らしいペンタッチで、残虐かつアバンギャルドな表現のコミックやイラストとして昇華させた作品を数多く発表。自身の代表的なコミック『SNUFF 2000』は、ボルハ・クレスポ監督により35mmショートフィルム化もされている。

今回開催される<<TORTURE SOUND SYSTEM WALL>>回顧展はタイトルの通り、2016年に新代田FEVERで行なわれた脅威かつ驚異の爆音拷問ライブとヴァニラ画廊での展覧会を回顧しながら、マルティンとCo/SS/gZの接点であるノイズとエクストリームな電子音楽へのオマージュ作品を中心に展示される。 また、寺田克也、竹谷隆之による新作の寄稿も予定。さらに各作品の展示・販売のほか、Tシャツなどの物販も予定しているという。

なお、関連展示会『ミゲル・アンヘル・マルティン イラスト展「生成AI時代に生きる ドン・キホーテ」』も2024年1月19日(金)から2月19日(月)まで開催。 オープニングの1月19日(金)には、Co/SS/gZの名越由貴夫のギター演奏とマルティンによるライブドローイングイベントの開催が予定されている(展覧会オープニングの参加には事前予約が必要。詳細はこちら)。

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