『コタツがない家』最終話 見事な“タイトル回収”に「そうオチたか」「終わり方最高」の声

12月20日に日本テレビ系水曜ドラマ『コタツがない家』の最終話『クリスマスの奇跡』が放送され、ドラマのタイトルの意味が回収されるオチがSNS上で話題に。続編を希望する声も多くあがっている。

(※以下ネタバレ含みます)
クリスマスが近づき、順基(作間龍斗)はダウンコート、達男(小林薫)は自分の部屋、悠作(吉岡秀隆)は家族からの尊敬が欲しいと願う。そしてやってきたクリスマス当日に、パーティーを開く深堀家。

クリスマスに欲しいものを言い合う深堀家だったが…

達男は、仕事先の新人と仲が良くなった熊沢(西堀亮)を誘うも、断られて不機嫌に。万里江(小池栄子)は順基へのダウンコートを買って待つが、順基が清美(高橋惠子)に同じものを先に買ってもらってしまい…。やはり騒動が勃発してしまった深堀家の聖夜にゴングの鐘が鳴り響くのだった。

そして年の瀬が押し迫る中、今度は達男がサウナを買って和室に持ち込んでしまう。困惑した万里江が達男を問い詰めていると…突然、悠作が笑い出した。「うちコタツがないのにサウナがあんだよ?おかしくない?」それにつられて万里江も笑いが止まらなくなってしまい…。

笑いが止まらなくなる万里江と悠作

しかし、この迷惑な達男の買い物が、深堀家に奇跡を起こす。離婚というオチがなくなり、途中になっていた悠作の新作漫画が、サウナという別のオチを見つけたことで無事完成したのだ。悠作の仕事部屋に置いてあった完成作『コタツがない家』を読む万里江は、これまでの騒動を振り返り、思わず泣いたり笑ったり…。

これまでのシーンが次々とよみがえる展開に「今までの名場面が漫画にぎゅっと詰まってる…」「完成した漫画で振り返るの泣ける」「小池栄子氏の涙でこっちもボロボロ泣いたわ」などの声が。そして「我が家にコタツは必要ない。コタツよりも温もりあふれる家族ゲンカがいつも家の中をポカポカにしてくれるのだから」という万里江の心の声には「ほんわか暖かい家庭というより、あっつい刺激がある家庭ってことか」「タイトルの意味の伏線回収!」「気持ちいいタイトル回収でした」と納得する人が多くいたようだ。

完成した漫画を読んだ万里江は…

万里江がクリスマスに欲しかったのは、この完成した漫画だったことから、万里江はプレゼントのお返しとして悠作に「尊敬してあげる」とハグ。悠作は「そういうんじゃないんだよなぁ~」と言いながらもうれしそうにニヤニヤしながら部屋をあとにする。
このラストには、「悠作、やるじゃん!ハグ後の反応も可愛いし!」「まさかサウナのおかげで大団円とは」「そうオチたかー笑」「この家族仲良しだし家族っていいなって思える終わり方最高」などの感想が寄せられていた。

最後のカットでは、「3か月後に本屋に並んだこの漫画はビックリするほど売れませんでしたが、万里江は幸せでした」というナレーションと共に、本屋にズラリと並ぶ『コタツがない家』が。

これには「売れなかったんか~い」「ものすごく売れませんでしたで終わるのもコタツがない家らしくて本当最高です」などの声があり、「漫画どこで読めますか??」「実際に発売されないかなぁ」との要望も多くみられた。他にも「続編とかスペシャルドラマとかで復活してほしい!」「その後の深堀家が気になる」などの書き込みが続いており、まだまだ『コタツがない家』のロスは続きそうだ。

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写真提供:(C)日テレ

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