2024年アジアンツアーはマレーシア開幕 賞金総額50億円規模へ

金谷拓実が制したオマーン大会は来季も高額シリーズの初戦に組まれた(提供:アジアンツアー)

アジアンツアーは22日、2024年シーズンの日程を発表した。4年ぶりのツアー日程復帰となる「マレーシアオープン」(2月15日開幕、会場未定)からシーズンが始まり、翌週にはインターナショナルシリーズ初戦が控える。ことし2月に金谷拓実が制したオマーン大会を皮切りに、シリーズは年間10試合を予定している。

オマーンのほかにマカオ(3月)、モロッコ(7月)、インドネシア(11月)、カタール(12月)のスケジュールが確定。さらに香港、過去2シーズンのツアー開幕戦だった「PIFサウジインターナショナル」、後日発表の3試合が高額賞金シリーズに加わる。

今回発表された12の国と地域で開催される20試合がフルスケジュールではなく、最終的には全23試合で賞金総額3500万ドル(約49億9000万円)だった23年シーズンを上回る規模になる見込み。コミッショナー兼CEOのチョー・ミン・タント氏は「新たなスケジュールは我々の驚異的な成長を反映しており、早くも興奮を隠しきれません」とコメントした。

同ツアーのQスクール(予選会)最終ステージは、来年1月16日から4日間の日程で行われる。下部ツアーのスケジュールは来年はじめに発表予定。

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