12月22日は冬至 寺でカボチャのお汁粉を振る舞う 流れ着いたカボチャを食べ病気が治った言い伝え 

冬至といえば「カボチャ」…愛知県西尾市の寺では12月22日、カボチャのお汁粉が振る舞われました。

西尾市幡豆町にある妙善寺(みょうぜんじ)は、寺の前の海岸に流れ着いたカボチャを料理して食べたところ、病気が治ったという言い伝えから、毎年、冬至にカボチャのお汁粉を振る舞っています。

カボチャをすりつぶして小豆などと一緒に煮込んで作るこのお汁粉は、素朴な甘みで人気があり、12月22日は約5000食が用意されました。

訪れた参拝客は、カボチャのお汁粉をじっくり味わいながら冷えた体を温め、無病息災を祈っていました。

また本堂の横では、切り分けられたカボチャが無料で配られ、袋に入れて持ち帰る人の姿も見られました。

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