「だってアイツいねえんだもん」手越いじりに沸いたNEWS 20周年ライブの全MCを紹介!

NEWS 20周年の記念ライブは東京ドームで

12月20日に行われた「NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 in TOKYO DOME BEST HIT PARADE!!!~シングル全部やっちゃいます~」から、MCタイムの様子を全文書き起こし! 3人の和気あいあいとした掛け合いの様子を想像しながらお楽しみください♪

――シングル全部やるっていうことみたい

小山慶一郎:よーし! 5万人座ろう!
増田貴久:もう、いち早く座りたかった感じだよね。
小山:マジで座って1回水飲もう。
加藤シゲアキ:怒涛だもんね。
小山:すごくない? シングル全部やるってこういうことみたい……。
加藤:小山さん、朗報です。シングルは全部で40曲あるんですけど、まだ19曲です(笑)。
小山:しかもシングルだけで作ってないからな……。他のもあるしな。
加藤:まだまだありますよ!

――嫌だよ。20年経つとこれだよ!

小山:みんな、水飲んでね。今からちょっと……、寝たい。
加藤:いや、でも、ありがたいね。3人でドームでやれるなんて。
小山:いや、すごくない?
小山:あ、水飲む?
増田:持ってきてくれるの? すみません、水とタオルください。
加藤:気が利くね、20年ともなると。
小山:みんなさ、今まで俺たちってさ、MCの水が入ってる箱、結構こだわってきたよ。見て見て!
増田:お、かわいい~。あの、ちなみにですけど、僕らが下まで下がっちゃうと、道より向こうのお客さんに見切れがあるということで。高い位置でお送りさせていただきます。我々、この高い位置からのおしゃべりになりますけど、決してえらそうにしゃべってるわけじゃないので。そういうことじゃないんですけど、ちょっと上から。丁寧なMCになりますけど……(と思い切り足を崩す)。
小山:(寝っ転がって)みんな最近どう~? 調子いいの~?
増田:東京ドーム調子どう~?
加藤:嫌だよ。20年経つとこれだよ!

――みんな、タオル何持ってきたの? 見せてよ! すげえ、サッカー場みたい

増田:シゲ、ほら。「NEVERLAND」のタオルあげるから(とタオルを渡す)
小山:俺「WORLDISTA」
増田:俺「音楽」
小山:みんな、タオル何持ってきたの? 見せてよ! すげえ、サッカー場みたい(笑)。ありがとうね! あのさ、やっぱり大体、振り付けを踊れる人って、「あ、この人、古い人なんだな」って。
会場:(爆笑)
加藤:古いって言うなよ! 長いって言えよ!
小山:古参がいる!

――だってアイツいねえんだもん! 歌えねえよ!

増田:我々でもね、久しくやってなかったシングル、コンサートではあんまりやってなかったシングル……。だから、みんなよく踊れたね。我々でさえ、「え、その曲、俺出てた?」って。
会場:(笑)
加藤:ありましたよ! たくさんありました。
小山:みんなが懸念してた、サッカーメドレーは、まとめてみた!
会場:(拍手&笑)
加藤:まとめられてもツラいんだけど(笑)
小山:だってアイツ(手越祐也)いねえんだもん! 歌えねえよ!
会場:(爆笑)
加藤:歌わされてるんだけど、こっちは! 壁こじ開けてるんだけど!
小山:壁こじ開けてたよ(笑)
増田:壁こじ開けて……(聞き取れない言葉)
小山:口が疲れてる(笑)
加藤:壁こじ開けてミラクル起こしてるんだけど、こっちは。話が違うよね。
増田:シゲ、そんなタイプじゃないもんね?
加藤:シゲ、そんなタイプじゃないよ。
増田:丁寧に積み上げてくタイプだもんね。

――まあ、1番恥ずかしいの小山ですけどね

加藤:そのあとすぐ、「魂のブルー(と歌う)」。
増田:シゲの魂はどっちかっていうと赤っぽい! 青ではない。
小山:赤っぽい! 懐かしいでしょ? こうやってやるとね。いろんな思い出あるよね。そのときの曲のMVとか流れるのがさ。
加藤:懐かしいね。ちょっと恥ずかしくない?
小山:あんな髪型してたんだとか。
増田:まあ、1番恥ずかしいの小山ですけどね(笑)
会場:(爆笑)
小山:おい!
増田:だって襟足、下についてたでしょ?
小山:air:man(振付師)じゃねえか(笑)。さっきね、まっすーにめずらしく楽屋で「小山、MC何しゃべるか考えてんの?」って聞かれて、「何も考えてない」って言ったら、「いっか! それで」って(笑)
加藤:20年ともなるとね。
小山:よくない? もう、みなさん20年です。20年やってきました。ありがとうございます本当に。

――俺は言ったよ。「本当にできるの?」って

加藤:20年でこのライブやるのかな? 20年ってもっとさ、落ち着いたライブするんじゃないの?
小山:けっこう動き回ってるよ。だってこれまだ、この後みんな知らないけど、当たり前に。まだまだヤバいぞ。
増田:うん。でもまあほら、シングル全部やるなんて無謀だよって、はじめに俺言ったじゃん。
小山:いや、君が「全部やろう」って言ったんだよ!
加藤:俺は言ったよ。「本当にできるの?」って、2人が。できるの? まだ半分もいってないけど。できるの? 君たち。
小山・増田:(顔を見合わせる)
増田:やめとこう。
加藤:半分しかできませんでした(笑)
増田:逆に伝説残るよ。
小山:いいね(笑)。このタイトル付けてあるのに、半分しかできませんでしたって(笑)
増田:体力の限界です……(笑)

――なんでいつもデビューみたいな気持ちなんだろう?

小山:本当にね、3人でこの景色をもう1回見られたっていうのは、みなさんのおかげです。ありがとうございます!
会場:(拍手)
小山:すごいよ、すごいんだよ。ここから見てるみなさん。
増田:なんか我々は、20年間何回やっても、ドーム慣れしないというかね。
加藤:しないね! 今日なんか「デビュー」みたいな感じだったもん。
小山:わかる。デビュー会見みたいな。20年目にしてデビューの気持ちってすごいよな。うちらって、なんでいつもデビューみたいな気持ちなんだろう?
会場:(笑)
増田:なんか、その、1回休んだりとかしたからじゃない?
会場:(笑)
小山:絶対みなさんのグループと違うメンタリティで、俺らやってきてるよね。
増田:たぶん、ここに来てくださってる方もね、相当なメンタルの持ち主。
加藤:みなさんのメンタルが強いですよね。

――なんか「ドームもできなそう」とかさ、なめられてんな!

増田:ともに戦ってきてくれた、このチームNEWS。入れなかった方も、いっぱいいらっしゃるようで。東京、大阪、名古屋。もともと予定していた3大ドームツアーができず、5年空いて、今日。この日を迎えられたということで。これからもね、みんなでこの景色を見続けられるように頑張っていきたいなと。絶対今度も来てよ!
加藤:俺たちさ、「ドーム、ガラガラだったどうしよう?」って言ってたじゃん。蓋開けたらさ、めちゃくちゃ全滅の人いたんだって? 「話違うじゃねえか!」って思ったって絶対(笑)
小山:当落の日になんかすごい「話違うぞ!」って。
加藤:トレンドにさ、「NEWS全滅」みたいな。
増田:1回でよかったんだけど、2日申し込んであげたんですけどみたいな。
小山:あと今日みんなが思ってるのは、グッズだろ?
加藤:グッズはごめんだわ。
小山:グッズごめんね! いっぱい並んでくれたんでしょう? ごめんね。ありがとうございます。もし、本当に手に入れたい方は、ネットで!
増田:申し込んでくれていた方は、終演後にさっきと同じ場所で。
小山:ミサンガっていいよね。だから、買いな。簡単に言うと、買いな(笑)
加藤:申し訳ないよね、ほんと。
増田:ちょっと我々の人気をなめられてましたわ。
加藤:そうなんだよ! なめられてんだよ。
小山:なんか「ドームもできなそう」とかさ、なめられてんな! 俺らは、そこそこいけんぞ!
増田:誰がペロペロキャンディだ!
加藤:え? ああ、なめてるからですね!
小山:しんど(笑)

――……っていつかのヤツは言ってたよな

加藤:20年でも慣れないこともあります。
増田:たしかにね。ペロペロキャンディーって最後のほう、なめるのしんどいもん。
加藤:……慣れないこともあります!
小山:初めてじゃない? 今までのコンサートで座りながらMCって。
増田:本当にね、位置関係で仕方なくここに座ってます。
加藤:そうだよね。立つとそれはそれでだもんね。
小山:3人で座ってるって初めて。俺、ぎっくり腰で座ってたけど(笑)。いや、ありがたいな。けっこう見えてるからね、油断せずに。かわいくしてきてるな、みんな。爪やったりな、美容室行ったりな。
増田:爪までは、見える……?
小山:いや、こういうときに見えた(と手を前に出す振り)。爪を見せにきてたもん。
加藤:何にするんだろうね、ネイル。メンバーカラーとかにするのかな?
小山:とか、「NEWS」とか? 今、爪見せられても、ごめん見えないわ(笑)
加藤:ロゴとかだったらできるけどさ、これ文字数多いじゃん。
増田:ドームのマークとか。
小山:あれは、ネイリストしんどいんじゃない?
加藤:すっげえ、爪見せてくるんだけど(笑)
小山:1回見せてよ! ああ、爪かわいいじゃん。やっぱ女のコって爪とか褒められたいの? 髪型も変えてきたでしょ? 1番いい服着てきたんだろ? だって、デートだもんな。
会場:(歓声)
小山:……っていつかのヤツは言ってたよな。
会場:(笑)

――俺が1番デートだと思ってるんだ

加藤:そういう小山さん、昨日、髪染めてます!
小山:俺が1番デートだと思ってるんだ(笑)。でも、真ん中のヤツも染めてるんだよ!
加藤:いつもよりも明るくしてます(笑)
会場:(歓声)
小山:かわいいよね?
加藤:それ、何色って言うの?
小山:発注はどうすんの? それ?
増田:俺は、オレンジにしたいって。美容師さんが「赤混ぜとく」って言ってた。
加藤:赤混ぜのオレンジ。
小山:ピンク系、赤系…。
増田:を混ぜたオレンジですね。
加藤:小山さん、それはなんていう色?
増田:俺の話、終わり? 早くない? 俺の話。
会場:(笑)
加藤:なんかあります?
増田:とくに、ないです。

――ごめん(笑)。好きなの、自分が。

小山:僕は、グレージュなんだけど、「WORLDISTA」のときの自分の髪色が好きなの。俺、自分のこと好きだからね。「WORLDISTA」のときの自分の髪の色を見せて、「これにして」って言ったの。
増田:やば。初めてのパターン。
小山:いや、小山担は理解してくれてると思うけどね!
増田:小山好きな人が、持って行って「これにしてください」はまだわかる。小山が小山を?
会場:(笑)
増田:ごめんなさい。東京ドームで初めてかもしれない。キモ!
小山:ごめん(笑)。好きなの、自分が。
増田:俺がもし小山だったら、俺も自分のこと好きになると思うな。
小山:ね、そろそろ、降りる?
増田:そろそろ降りて、後ろの人だけ立つってどう? 1回見えないかどうかやってみようか?
加藤:ちょっとだけ下げればいいんじゃない?
小山:1回下げるよ。で、通路よりそっち側の人見えなかったら、「見えない」って言って。
増田:そしたら、もう1回上がってくるから。
小山:下げてー!
増田:かつてこんなムービングの使い方した人、いないでしょ。
小山:これでお客さんの声、聞いてみよう。見えるー?
会場:見えなーい!
小山:あ、見えない? じゃあ上げます。
加藤:戻しまーす! 立てばいいんじゃない?

――まっすー、そんなおもしろいって思ったことないよ

小山:なんの時間だ、これ? でも多分そろそろ、MCもういいでしょ?
増田:まだしゃべる?
小山:もうちょい休みたいでしょ、みんな。ここからすごいよ?
加藤:ここからまたまた行くからね。とりあえず立とうか。
小山:さっき、「デビューみたい」って言ったけど、ちょっとやっぱさ、ジジイになってるよねこれ(笑)
増田:いや、多分あれなんだよ。やっぱ、20年連れ添ってきたメンバーと隣同士で話すって話しづらいんだよ。
加藤:ああ、ちょっと、あけてみる?
増田:間あけたほうが絶対おもしろい! 絶対こっちのほうがトーク乗る! 回る!
加藤:回してみる?
加藤:まっすー、そんなおもしろいって思ったことないよ(笑)
会場:(笑)
加藤:困ってます。まっすー、困ってます(笑)
小山:かわいい。ウソだよ。いつも思ってるよ。これでどうすんの? 離れてるほうがいいの?
増田:いやいやいや、だから、もうちょっとだから……。いいか、これでいいのか……。
加藤:じゃあいく? 後半戦。

――アラフォーのグループだから、1回背伸びとかしよう

小山:じゃあみんな、後半戦いこうと思うけど、立てます? 準備だけしながら。もうちょっといかないから。
増田:ちょっととりあえず、下ろしてもらって。バンドさんとかも準備してもらって。
小山:後半に向けて、やっぱ我々さ、アラフォーのグループだから、1回背伸びとかしようか。
加藤:ああ、いいね、それ。
小山:みなさん、手を上に上げまして、ぎゅーっと伸びましょう。腰やらないようにね。はい、はい。いいね! こうやって年取ってこうな、みんな。こうやってライブやっていこう。みんなにとって健康なライブをやっていこうね。じゃ、バンドさんもね、準備できたということで、メンバーの準備だって確認します。増田さん、準備は大丈夫でしょうか? まだのようです(笑)。加藤さん、大丈夫ですか?
加藤:俺はいつだっていいよ!
会場:(歓声)

――ちょっと、気安く話しかけないで。直木賞候補だから!

加藤:誰だと思ってるんだよ!
小山:シゲです。
加藤:違う。第170回直木賞候補です!
会場:(拍手&歓声)
加藤:第170回直木賞候補です! 2作連続、直木賞候補です!
小山:アイツ、いやらしくなったよな……。
加藤:ちょっと、気安く話しかけないで。直木賞候補だから!
小山:シゲー! ご飯食べに行こう~!
加藤:ちょっと、気安く誘わないで! 直木賞候補だから!
小山:シゲー!
加藤:なんか言って! 直木賞候補だから!
増田:ハハハハハ(笑)

――俺もそういうのやりたかったけど、俺なんもないや

小山:どこで、まっすー、ウケてんだよ(笑)。まっすー、準備いいね?
増田:もうちょっと、やりたいよ!
小山:いいよ、やってもいいよ。
加藤:絶対、盛り上がれるよね?
会場:(歓声)
加藤:シゲの言うことは絶対だよね?
会場:(歓声)
加藤:直木賞候補だから!
会場:(歓声)
増田:俺もそういうのやりたかったけど、俺なんもないや。
加藤:シゲで遊んでくれよ、もうちょっと!
増田:OK! えーっと、シゲ! シゲー! シゲー!
加藤:気安く名前呼ばないで。直木賞候補だから!
増田:ヤバい。俺のボケのレパートリーがない……。
加藤:すみません。僕も引き際が大事でした……。
小山:いい? いって。次に。
増田:でもこれ、おもしろくなりそうじゃない?
小山:ならない、ならない! 絶対ならない! これ以上は長引くだけ。バンドのみなさん準備よろしいでしょうか?
バンド:(演奏で答える)
小山:みなさん。バンドの人たちこんなにいるんだよ! ありがとうございます!
会場:(拍手)
小山:「EXPO」ツアーで回ってくれていたから、弦の方たちはね。
加藤:ちょっと増えましたね。
小山:じゃあ、みなさん、いきましょうか! 後半戦スタート!

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