鳥栖が守護神補強! 奈良のスペイン人GKアルナウを完全移籍で獲得「日々全力を尽くしたいと思います」

奈良で2年間プレーしたアルナウ[写真:©︎J.LEAGUE]

サガン鳥栖は22日、奈良クラブのスペイン人GKアルナウ・リエラ・ロドリゲス(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。

アルナウは、ヒムナスティック・タラゴナ、サナンドレウ、サンクリストバルなどスペインのクラブでプレー。2022年に当時JFLの奈良へと完全移籍で加入した。

JFLでは25試合に出場すると、今シーズンは明治安田生命J3リーグで17試合に出場。天皇杯でも1試合に出場していた。

アルナウは両クラブを通じてコメントしている。

◆サガン鳥栖
「はじめまして。皆さんと知り合いになれること、とても嬉しく思っています。この偉大なクラブに来ることができ光栄です。チームメイトやテクニカルスタッフの皆さんと一緒に仕事ができることをとても楽しみにしています」

「最大限の喜びを与えられるように、そして一緒にサガン鳥栖を大きくしていけるように、日々全力を尽くしたいと思います。最大限の熱意と努力があれば、必ず結果はついてくると思っています。ピッチでお会いしましょう!」

◆奈良クラブ
「皆さん、こんにちは。クラブの一部であり、日々クラブのために働いている皆さん(サポーター、スポンサー、経営陣、フロントスタッフ、チームスタッフそして選手たち)にただただ感謝しています。バルセロナを出て日本に来ることは簡単ではありませんでした。生まれ故郷から離れることはいつも難しい決断になります」

「ただ、この町に来てからいつも多くの愛を皆さんから感じていました。この2年間、皆さんと共に、プロフェッショナルとして、また人間としても成長させていただきました」

「今でも思い出せば感動してしまう、ロートフィールド奈良でのJリーグ昇格決定の瞬間、最終節で優勝を決めた時、奈良クラブのJリーグデビューの日、他にも沢山の思い出がありこの先の私の人生でも決して忘れることはないでしょう」

「奈良のサポーターの皆さんは本当に素晴らしい!選手たちは毎試合皆さんの存在を感じていますし、勝利に必要な後押しをしてくれています。皆さんがこのクラブを偉大にしてくれます。また、最初から私を信頼し、この素晴らしい国を知る機会を与えてくれた濵田社長とフリアン監督にも感謝したいです。あなた方への感謝の気持ちはいつまでも忘れません」

「今日は皆さんにお別れをしなければなりませんが、いつか必ずまたどこかで会えると信じています。今日から一生の奈良クラブファンが1人増えます。皆さん本当にありがとうございました!」

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