【ジャカルタ共同】インドネシアを訪問中の共産党の志位和夫委員長は22日、ジャカルタで取材に応じ、同国高官や東南アジア諸国連合（ASEAN）事務局幹部との会談を通じ平和構築に向けた協力で一致したと述べた。
10年ぶりに訪問したインドネシアについて「ASEANを中心とした平和構築に大きな主導権を発揮し、目を見張る思いだ」と言及。ASEANが掲げる独自のインド太平洋構想に賛同し「ASEANは地域のどの国も包摂した上で、大国の言いなりにならず自主性を維持している」と指摘した。
訪問は19日から。27日までの日程でラオス、ベトナムも歴訪する。
