史上最少23試合 2024年の国内男子ツアーは3試合減

国内男子ツアーの2024年シーズンは史上最少の23試合で展開する(撮影/中野義昌)

日本ゴルフツアー機構(JGTO)は22日、2024年度の国内男子ツアーの試合日程を発表した。前年度より3試合減の23試合は史上最少。これまでは2007、09、14、18年の24試合が最も少なかった(14年はタイの政情不安でタイランドオープン、18年は北海道地震の影響でANAオープンが開催中止)。

JGTOとジャパンゴルフツアー選手会が主催する「For The Players By The Players」(5月9日~/群馬・THE CLUB golf village)が2年ぶりに復活する一方、「ゴルフパートナー PRO-AM」「ASO飯塚チャレンジド」「マイナビABCチャンピオンシップ」が開催中止。韓国ツアーとの共同主管だった「ハナ銀行 インビテーショナル」もスケジュールから外れた。

3月28日開幕の「東建ホームメイトカップ」(三重・東建多度CC名古屋)でシーズンがスタートした後、2戦目となるDPワールドツアー(欧州ツアー)との共催「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」(静岡・太平洋クラブ御殿場コース)まで3週が空く。

7月「長嶋茂雄招待 セガサミーカップ」(北海道、ザ・ノースカントリーGC)後に3週、10月「日本オープン」(埼玉・東京ゴルフ倶楽部)後にも3週のオープンウィークが生じる(ZOZOチャンピオンシップの日程はPGAツアーから発表予定)。

大会の賞金総額は2試合で2000万円ずつ増額され、5月「ミズノオープン」(岡山・JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部)が1億円、8月「横浜ミナト チャンピオンシップ」が1億2000万円にスケールアップした。

下部ABEMAツアーは4月3日開幕の「Novil Cup」(徳島・Jクラシックゴルフクラブ)で始まり、全11試合(開催調整中のPGM Challengeを除く)を予定している。

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