女子空手・世界大会で藤本さんV、伊藤さん3位 さらなる高み狙う

さらなる活躍を誓う藤本美桜さん(左)と伊藤玲心さん

 2023国際親善エリート空手道選手権大会(国際空手道連盟極真会館主催)の組手競技で盛岡大3年の藤本美桜(みお)さん(21)=北上市柳原町=が優勝し、盛岡・城西中3年の伊藤玲心(れみ)さん=盛岡市北天昌寺町=は3位入賞を果たした。国内外の強豪との対戦を糧に、さらなる高みを目指す。

 大会は11月中旬に東京体育館で開かれ、藤本さんは18~34歳の女子65キロ以下級(出場4人)、伊藤さんは13、14歳の女子45キロ以下級(同10人)に出場。4月の国際親善大会の上位入賞選手や海外の有力選手を相手に力をぶつけた。

 藤本さんは身長が10センチ以上高い海外勢と対戦し、得意の足蹴りが決まらない中でもひるまずパンチで応戦。「別の技で戦えると気づいた」と収穫を得た。伊藤さんも身長差のある選手に果敢に挑み、「稽古を重ねて実績を残したい」と意欲を高める。

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