自動車ランプ製造の小糸製作所 宮城・名取市に新工場 地元雇用300人の方針

宮城県名取市に新工場を建設する自動車ランプ製造メーカーが、県や市と協定を結びました。100億円を投じ、地元で300人を雇う方針です。

東京都が本社の自動車ランプ大手、小糸製作所は名取市愛島台の7万8000平方メートルの用地に新工場を建設します。

新工場では、大衡村が本社のトヨタ自動車東日本向けを中心にヘッドランプを年間50万台分、リアランプを20万台分の生産を目指します。

新工場の建設や設備などに100億円を投じ、地元で300人を雇う方針です。

小糸製作所加藤充明社長「(災害などの)リスクの分散ということで、東北地方にも拠点を設けたい。少しでも東北の復興のお役に立ちたい」

2025年度に着工し、2027年3月の生産開始を目指しています。

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