ECL王者ウェストハム、新SDと“冷静状態”のモイーズ監督が今季で退任? 後任最有力は…

デイビッド・モイーズ監督が今季退任へ?[写真:Getty Images]

ウェストハムが来シーズンの新指揮官擁立に動いているという。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。

昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を制し、21世紀に入って初めて欧州タイトルを獲得したウェストハム。その戦術に賛否が分かれるデイビッド・モイーズ監督(60)だが、まごうことなきタイトルホルダーだ。

しかし今夏、モイーズ監督は新任のスポーツ・ディレクター(SD)、ティム・シュタイテン氏と補強を巡って亀裂が走ったと伝えられ、現在に至るまで“冷戦”が続いてきた模様。契約は今シーズン限りとなっており、契約延長交渉に臨んでいない現状、このままいけば今季終了後に退任となる。

その一方、関係者の話として、モイーズ監督退任なら後任は前ウォルバーハンプトン指揮官のフレン・ロペテギ氏(57)が現段階で最有力とのこと。ロペテギ氏は今季開幕直前のウルブス退任後もイングランドに在住…プレミアリーグでの現場復帰を切望しているという。ただし、ノッティンガム・フォレストには断りを入れたとされている。

モイーズ監督率いる今季のウェストハムは、プレミアリーグで8勝3分け6敗の9位と中位をキープし、ヨーロッパリーグ(EL)はグループステージを盤石の首位突破。欧州タイトル獲得直後のシーズンに決して恥じない戦いだが、半年後にモイーズ監督が残っている可能性は現状低いようだ。

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