リニアトンネル工事で出た土砂の処分場に産業廃棄物混入 ダイナマイトつなぐ導線や木くずなど

リニア中央新幹線のトンネル工事で出た土砂が、木くずなど産業廃棄物の混じった状態で処分場に持ち込まれていたことが、岐阜県の立入検査でわかりました。

岐阜県によりますと、産業廃棄物の混入が確認されたのは、中津川市のリニア中央新幹線・瀬戸トンネル工事で出た土砂の処分場です。

県が12月15日に行った、週に一度の立入検査で、土砂の中に、ダイナマイトをつなぐ導線数本や、重機の潤滑剤を入れるプラスチックの容器1個、木くず2~3枚が分別されず、混入していることがわかりました。

岐阜県は施工業者に対し、原因や改善策などを1月12日までに報告するよう求めています。

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