線路脇に標識置き忘れ接触 JR品川駅、横須賀線

JR東日本のロゴマーク

 22日午前5時10分ごろ、東京都港区のJR品川駅構内で、横須賀線下り電車が発車直後、線路脇にあった標識と接触、非常停止した。けが人はなかった。JR東日本によると、夜間作業のために場所を移した後、戻し忘れたのが原因で、同社は「再発防止に努める」としている。

 作業員用の標識で、縦横ともに約30センチ、高さ約60センチ、重さ約31キロ。コンクリート製の土台に樹脂製の表示がついていた。

 線路脇に信号ケーブルを設置する夜間作業で、一時的にレールの近くに移動させていた。接触したのは22日にこの線路を通る最初の電車だった。

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