IT資産を自動検出する脆弱性情報収集・管理サービス

保有するIT資産を自動検出する「ディスカバリ機能」を標準搭載

サイバーセキュリティクラウドは、脆弱性情報収集・管理ツール 『SIDfm VM』において、管理サーバの構築・運用が不要で、すぐに脆弱性管理が始められる「クラウドタイプ」を提供する。また、保有するIT資産を自動検出し、脆弱性管理の対象としてワンクリックで登録が可能になる「ディスカバリ機能」を同ツールの標準機能として提供する。

『SIDfm』は、OS・アプリケーション・ネットワーク製品の脆弱性情報を世界中から自動で収集・蓄積することで、脆弱性対応の運用を効率化するツール。自社に必要な情報だけをすぐに特定できるほか、セキュリティアナリストによる日本語解説付きのパッチ情報や回避方法などを提供するため、対策すべき脆弱性とその対策内容が一目でわかる。脆弱性の対処進捗の記録・管理も行うことができる。『SIDfm VM』は、脆弱性情報収集から管理まで行いたい利用者向けのラインナップ。

新たに提供する「クラウドタイプ」では、利用者による管理サーバの構築・運用を不要とし、同社が提供するクラウドサービス上で自社のIT資産を登録し、迅速に脆弱性管理を開始することが可能となる。

新たに標準搭載する「ディスカバリ機能」では、これまでIT資産の台帳などをもとに、管理対象機器にエージェントをインストールするか、ソフトウェア構成情報を管理サーバに手動で登録し、脆弱性情報データベースと照合することで行われていた脆弱性情報の特定を、新たに同社が提供する探索エンジンを用いて行う。同エンジンを使用することで、指定したIPレンジ内で稼働している機器を検出し、管理対象の候補を確認できるほか、ソフトウェア構成情報を取得し、脆弱性管理の対象として『SIDfm』にそのまま登録できる。

また、定期的な自動探索設定も可能なため、管理対象の増減に気づくことができる。脆弱性対策が放置されがちな野良サーバやシャドーITなどにも有効。

登録済みの機器は、探索のたびに最新の構成情報に自動でアップデートされる。脆弱性対処のパッチが適用された構成情報にアップデートすると、脆弱性対応チケットも自動で処理されるため、管理対象の機器が増えても管理工数を最小限に抑えられる。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部

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