旧高千穂鉄道の歴史後世へ 資料館24日オープン

資料館の内覧会で車両が走行するジオラマを見学する関係者ら=22日午前、高千穂町三田井・旧高千穂駅

 2005年に台風被害を受け、08年に廃線となった旧高千穂鉄道(TR)の歴史や文化について学ぶことのできる資料館が24日、高千穂町の旧高千穂駅構内にオープンする。線路の一部を使って観光用カートを走らせている同町・高千穂あまてらす鉄道が車庫の一部を改装し、TRの特大ジオラマや開通から廃線後までの歩みをたどる写真を展示する。22日に関係者向けの内覧会があり、廃線から15年の節目での完成を喜び合った。

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