富山駅周辺活性化へ B1富山グラウジーズとトヤマチ∞ミライが協定

協定書を手に記念写真に納まる高堂社長(左)と水田会長=富山駅南北自由通路

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)富山グラウジーズ(高堂孝一社長)と、官民連携で富山駅周辺の活性化を目指す団体「トヤマチ∞ミライ ユナイテッド」(水田整会長)は22日、スポーツを通じた駅周辺のにぎわい創出に向けて包括連携協定を結んだ。富山の試合に合わせ富山駅から市総合体育館までの歩道にチームフラッグを設置するなどして盛り上げる。

 チームフラッグは、来年1月からのホームゲームの開催日に掲げる。鉄道各社と連携した企画なども検討する。

 この日は富山駅南北自由通路で締結式があり、高堂社長と水田会長が出席。高堂社長は、2026年にスタートする新たなトップカテゴリー「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」への参入への決意を語り「皆さんの協力を得ながら参入条件の売上高や平均入場者数を達成したい」と強調。水田会長は「富山グラウジーズを街を挙げて盛り上げたい」と語った。

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