早朝の踏切に…東武東上線で人身事故、29歳男性が死亡 急ブレーキ間に合わず 上下49本運休、遅れ118分

東上線の踏切で人身事故、男性が死亡=埼玉県ふじみ野市

 21日午前6時10分ごろ、埼玉県ふじみ野市上福岡3丁目、東武東上線ふじみ野―上福岡間の踏切で、ふじみ野市の土木作業員男性(29)が池袋発小川町行き下り普通列車(10両編成)にひかれ、全身を強く打って死亡した。

 同鉄道によると、同線は志木―小川町間で運転を見合わせ、同8時に再開。後続列車は上下49本が運休、最大118分遅れ、乗客約1万人に影響が出た。

 東入間署の調べでは、男性が踏切内の線路上で立っているのを運転士が発見し、急ブレーキをかけたが間に合わなかった。現場近くに男性が乗車してきたとみられるミニバイクが放置されていた。

 同署で詳しい事故原因を調べている。

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