山形市は22日、市内のラーメン提供店をPRするポータルサイト「＃推しメンやまがた」と連動したガイドブック（B5判、8ページ）を発行した。計191店舗のラーメンを味ごとに紹介し、QRコードを読み込むとポータルサイトに移動する。JR山形駅や道の駅「やまがた蔵王」、市内のホテルなどで順次、無料配布する。
一覧性を重視し、気になった一杯に出合えるようにした。主に▽中華▽みそ▽煮干し▽ワンタン▽豚骨▽つけ麺―に分類して各店のラーメンの写真を載せ、太麺や細麺など麺の種類を記載している。山形市が「ラーメンの聖地、山形市」宣言をした経緯なども紹介している。発行部数は1万2000部。
総務省の家計調査によるラーメンの消費額（2023年）で、山形市は2年連続の全国トップが懸かっているとあって、ハンドブックを最後の“追い込み”にも生かしたい考え。加えて市ブランド戦略課は「年末年始は帰省する人が増える時期。年越しラーメンを含め、山形の味を楽しんでもらえるようにしたい」としている。
