「パーティーサイズが人気。もう売り切れ」 クリスマスイブ前 応援も来てケーキ作りピーク 沖縄

クリスマスケーキ作りがピークを迎え、フル稼働の工場=22日、宜野湾市・ジミー本社工場(古謝克公撮影)

 24日のクリスマスイブを前に、沖縄県内各地の菓子店ではクリスマスケーキ作りが本格化している。

 宜野湾市のジミー大山工場では、24日までに約2万個を作る計画だ。従業員はオーブンで焼き上がったスポンジに生クリームを塗り、雪化粧のように粉糖をまぶしたイチゴ、メレンゲ製のサンタや雪だるまのオーナメントを飾り付けていた。

 ケーキ作りは1日から始まり、22日には他店の応援も入って約120人態勢になった。ピークとなる23日は普段の5倍以上となる1日約3千個を作るという。

 ベーカリー製造部の友利隼人課長(47)は「コロナが落ち着き、今年は数十人で切り分けられるパーティーサイズが人気。もう売り切れです」と話した。ケーキは全16種類で沖縄本島内の17店舗で販売される。(社会部・吉田伸)

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