投資アプリが使用できなくなり…2350万円だまし取られる 59歳団体職員

草津署

 滋賀県警草津署は12月22日、滋賀県草津市の団体職員の女性(59)が、SNSで知り合った人物に投資名目で現金2350万円をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件として捜査している。

 同署によると、女性は9月上旬、SNSで投資グループを名乗る人物らと知り合い、FX投資アプリのインストールを指示された。指定口座に一度入金したところ、アプリ内の利益分が返ってきたことから、10月16日から11月24日までに7度、現金を振り込んだ。その後、アプリ内の資産は5千万円近くまで増えたが、アプリが使用できなくなって詐欺に気づいたという。

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