宮崎県警 管理者向けガイドライン スーパー駐車場死亡事故受け

 駐車場内の交通事故を防ぐため、県警は駐車場管理者向けのガイドラインを作成した。22日付で県内200店舗超のスーパーに配布し、安全対策の強化へ協力を呼びかける。
 11月に宮崎市のスーパー駐車場で発生した死亡事故などを受けた取り組みの一環。ガイドラインは動線の分離や速度の抑制、円滑な誘導などを求めている。具体的な対策として歩行者用通路のカラー化や、徐行を促す路面表示と段差(ハンプ)の設置、駐車場内を一方通行とすることなどを示した。今後はコンビニやドラッグストアなどにも配布する予定。県警のホームページでも公開している。

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