エンゼルスの複数の選手がトレード市場で他球団からの関心を集める

大谷翔平が抜けた穴をどう埋めるか、頭を悩ませているエンゼルスだが、米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によると、複数の選手がトレード市場で他球団からの関心を集めているようだ。ローゼンタール記者は「必ずしもトレードする必要はない」としつつも、ルイス・レンヒーフォ、テイラー・ウォード、ミッキー・モニアック、マット・サイス、ホセ・スアレスに対して他球団からの関心が寄せられていることを報じている。

ローゼンタール記者は「これらの選手を必ずしもトレードする必要はない。ローガン・オホッピーやザック・ネト、ノーラン・シャニュエルのような若手選手の活躍次第では、エンゼルスは誰も補強しなくても戦力アップできる可能性がある」と指摘。しかし、その一方で「これだけ多くの選手がトレード市場で関心を集めており、エンゼルスが何もしないというのも考えにくい」とも述べている。

エンゼルスがこれらの選手を放出するかどうかは、FA市場での補強次第だろう。ローゼンタール記者によると、エンゼルスはブレイク・スネルやテオスカー・ヘルナンデスなど、FA市場に残っている大物選手の獲得に興味を示しているようだ。スネルを獲得できればスアレスは余剰戦力になるし、ヘルナンデスを獲得すればモニアックのポジションもなくなる。そうした場合にトレードに動くことは十分に考えられる。

ローゼンタール記者が名前を挙げた5選手のうち、最も大きな対価を得られるのはレンヒーフォだろう。メジャー5年目の今季は126試合に出場して打率.264、16本塁打、51打点、6盗塁、OPS.783を記録。特に後半戦は50試合に出場して打率.318、11本塁打、OPS.961という素晴らしい活躍を見せた。内外野の様々なポジションを守れるうえに、FAまであと2年保有可能という点も魅力的。好条件のオファーが届けば、エンゼルスはレンヒーフォの放出を検討するかもしれない。

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