生の鶏肉提供で体調不良者…マンチェスター・ユナイテッド、英食品基準庁の格付け急降下

世界的ビッグクラブであるマンチェスター・ユナイテッド。

『Daily Mail』などによれば、ホームスタジアムであるオールド・トラッフォードで行われたイベントで提供された料理が問題になっているという。

問題が起きたのは、21日に同スタジアムで開催された安全衛生環境ショー。そこで生の鶏肉が提供され、何人かの招待客が体調不良に陥ったそう。

関係者からの苦情を受けたトラフォード市議会が調査を開始。その結果、調理不十分な料理が提供されていたことが判明したそう。原因は鳥もも肉だったようだ。

これを受けた英国食品基準庁は、オールド・トラッフォード(マンチェスター・ユナイテッド)の食品衛生格付けを最も高い5から1へと格下げした(最低は0)。

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英国食品基準庁は、ユナイテッドには大幅な改善が必要としているが、クラブ側は格下げに納得しておらず控訴を行う構え。

クラブの広報担当は「マンチェスター・ユナイテッドは、世界のスポーツ界で最も規模が大きく、経験豊富な飲食事業を展開しており、スタジアムのレストランでは毎年25万人以上が食事をし、300以上の外部イベントを成功させている。毎日8000人以上がスタジアム内に28あるキッチンで調理されたケータリングを楽しんでおり、クラブは過去8年間、高水準と食品衛生格付け5を誇ってきた。これは個別の事故であり、問題点は特定され、対処された」としている。

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