J2昇格の愛媛が地元出身の2人、古参DF前野貴徳と今季加入MF曽根田穣と契約更新

愛媛FCのDF前野貴徳(左)とMF曽根田穣(右)[写真:©︎J.LEAGUE]

愛媛FCは23日、DF前野貴徳(35)、MF曽根田穣(29)と来季の契約を更新したことを発表した。

前野は愛媛県松山市出身で、愛媛の育成組織で育ち、立命館大学を経て2011年に愛媛でプロ生活をスタートさせた。鹿島アントラーズ、アルビレックス新潟とJ1での経験を経て、2018年に古巣へ復帰。今季はJ3で6試合に出場した。

曽根田も前野と同じく松山市出身で、愛媛FCユース(現:愛媛FC U-18)育ち。びわこ成蹊スポーツ大学を経てヴァンフォーレ甲府でプロキャリアを歩み出し、京都サンガF.C.、水戸ホーリーホックを経て今季"里帰り"。35試合5得点の数字を残し、J3優勝とJ2昇格に貢献した。

両選手はクラブ公式サイトを通じ、次のようにコメントしている。

◆前野貴徳
「2011年の加入から早いもので愛媛FCの選手として戦う9シーズン目となりました」

「まずは、今シーズン最後まで一緒に戦ってくれたサポーターに感謝します。本当にいつもありがとうございます!そして、来シーズンも愛媛FCにチカラを貸してください!」

「個人としては、今シーズンのクラブ目標であるJ3リーグの優勝、そしてJ2リーグへの復帰を達成できたことを心の底から嬉しく感じます。来季は3年振りのJ2リーグとなり、クラブとしての成長が試されるシーズンになります。降格のあの悔しさを自分は決して忘れません」

「再びこの舞台で戦えることを当たり前ととらえず、この舞台でしっかりと戦い抜けるように『今から』来季に向けた準備に励みます。2024シーズンもよろしくお願いいたします!」

◆曽根田穣
「来シーズンも愛媛でプレーさせていただきます!」

「2023シーズンにクラブの目標を達成できたことは、このクラブに関わる選手、スタッフ、フロント、スポンサーの方々、そしてサポーターの皆様、愛媛FCファミリー全員の成果です。1年間通して、支えていただき本当にありがとうございました」

「愛媛のオレンジのユニホームで、J2の舞台で、J1昇格を目指して戦えること、今からほんとに楽しみです!2024シーズンもよろしくお願いします!」

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