山代温泉「界 加賀」特製の酒器で乾杯! 土屋アンナとみかんが旬が詰まったぜいたく会席を堪能

加賀の伝統と恵みを感じるお宿「界 加賀」

人気観光地として注目を集める石川県金沢市。日本庭園の「兼六園」や金沢の台所といわれる「近江町市場」など、歴史やグルメの魅力がたくさんあります。そんな金沢を、土屋アンナとアンナのモノマネでおなじみ・みかんの2人組みがじっくり観光! 今回は少し足をのばして加賀市の山代温泉に宿泊しながら、2人の金沢巡りに密着しました。

名湯・山代温泉にある星野リゾートの温泉旅館「界 加賀」へ

北陸有数の名湯・山代温泉

金沢市内から車でおよそ1時間の場所にある「山代温泉」。加賀温泉郷の中で最も規模の大きい温泉地です。ホテルや旅館が立ち並び、温泉街の景観に加わる柳の木も風情があります。

200年前の伝統建築を生かした温泉旅館「界 加賀」

アンナとみかんの2人が宿泊したのは、星野リゾートの温泉旅館「界 加賀」。紅殻格(べんがらこうし)が印象的な伝統建築をリノベーションし、歴史情緒を感じられる宿です。後方には立派な客室棟が並んでいます。

部屋の随所にデザインされた加賀の伝統工芸

こちらは客室・加賀伝統工芸の間。室内は加賀水引や加賀友禅などの伝統工芸が彩りを加え、居心地の良さと、その土地の個性を追求しているのがポイントです。

九谷焼がレトロモダンを演出する温泉大浴場

外観や客室だけでなく、温泉もおしゃれな「界 加賀」。九谷焼のパネルが美しい大浴場のほか、露天風呂からは緑あふれる庭園を眺めることができます。

現地でのアクティビティが「界 加賀」の醍醐味

さらに「界 加賀」は日本で初めて、宿の中に「金継ぎ工房」があります! 金継ぎとは、割れてしまった器を鮮やかに修復する伝統技法。なかなか体験できない金継ぎができると、注目を集めています。

伝統工芸の見学と完成した酒器で楽しむプレミアムな体験

加賀の伝統工芸のひとつ・山中塗の工房へ

アンナとみかんの2人は「界 加賀」自慢のアクティビティーに参加しました。アクティビティーが体験できるのは、宿から車で20分のところにある工房です。

間近で酒器を作り上げる職人技を見学

石川県の三大漆器の1つ「山中塗」の木地挽きの技を見学。この道30年の木地師(きじし)が、ろくろを回しながら木を削って、その人だけの酒器を1つひとつ手仕事で作ります。

出来立て無垢の酒器でいただく日本酒

しかもこのあとにお楽しみが! なんと夕食時、工房であつらえた酒器を使ってお酒を楽しめるのです。実はこの酒器、最終的には漆で仕上げてくれますが、それには数週間かかります。そこでまずはその日の夕食に、作りたての無垢な状態を楽しんでもらおうという趣向なのです。

現地でも自宅でも使用できる酒器

今回体験したアクティビティーは、「界 加賀」への予約が必要。体験料は1人1万2000円です。作ってもらった酒器には漆が塗られ、2週間ほどで自宅に届きます。

北陸の旬を丸ごと味わえる極上「季節の会席」

メッセージごと持ち帰りたいくらい、温かいおもてなし

いよいよお待ちかねの豪華な夕食です。その前に、先ほどの酒器を見てみると、素敵なメッセージ付きで届いていました! テンションが上がりますね。見れば見るほど美しく、風合いや模様の具合も1つひとつがオリジナルの、まさに工芸作品といえる酒器です。

このひとときが至福の時間

それではさっそく、日本酒を酒器に注いで乾杯! 一口飲んで、2人とも大満足な様子。木の香りが残る酒器でたのしむ日本酒はなんともおいしそうです。

北陸の旬をまるごと味わえる「季節の会席」

夕食の「季節の会席」がやってきました。色鮮やかな九谷焼の器と見た目も美しい料理とのマリアージュ。加賀野菜など地元の山の幸に、北陸の海の幸、石川県の郷土料理もそろっています。

濃厚カニ味噌でカニの身をいただく

「季節の会席」以外にも、3月末までは「活き蟹のしめ縄蒸し」を中心に1人あたり1.5杯の蟹を使った、超豪華な「活蟹づくしの タグ付きずわい蟹会席」も選べます。

棒茶と黒豆の土鍋ごはん

いつも最初はお刺身からというアンナは、鯛のお刺身をオリジナルの梅ダレで。ねっとりとしたお刺身とさっぱりの梅肉の相性が抜群です。棒茶と黒豆の土鍋ごはんは、甘味と塩味の塩梅が素晴らしく、棒茶の風味が食欲をかき立ててくれます。

思わずぶっちゃけトークができるのも旅行の醍醐味

2人で過ごすからこその水入らずの時間

水いらずのひとときでは、思わず会話もオープンに。夕食を食べているときに、アンナからみかんへ「なぜ私のモノマネをしようと思ったの?」と率直に質問します。するとみかんは、アンナは格好良い女性でありながら、モノマネをしている人がいなかったからと答えました。

そう言っても、アンナの言葉に感動しているみかん

アンナの嬉しかったという言葉に、思わず泣き出すみかん。アンナに認めてもらって今の自分があることに感極まったようです。泣きながらも、旅を振り返りアンナをイジるところはさすが芸人ですね!

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