資生堂が米化粧品会社買収 640億円、高価格帯強化

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 資生堂は23日、化粧品ブランド「ドクターデニスグロススキンケア」を展開する米国のDDGスキンケアホールディングスを買収すると発表した。買収額は4億5千万ドル(約640億円)。高価格帯のスキンケア事業を強化するのが狙いだ。

 ドクターデニスグロスは皮膚科医が立ち上げた高価格帯ブランドで、肌表面の不要な角質を剥がす「ピーリング」などの商品が評価されている。DDGの2023年12月期の連結売上高は9400万ドルの見通しだ。

 資生堂の海外での主力市場は中国だ。ただ東京電力福島第1原発処理水の放出に伴う買い控えなどの影響で業績が振るわず、中国への過度な依存から脱却することが課題となっている。

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