長電建設 元社員が約4億6600万円横領 請求書を偽造 会社の金を不正に引き出す【長野市】

長野市の長電建設の元社員が、8年間にわたり、およそ4億6600万円を横領していたことが分かりました。
長野電鉄傘下の長電建設によりますと、2014年11月から去年9月までのおよそ8年間、当時の社員が請求書を偽造するなどして会社の金を不正に引き出し、私的に流用していたということです。元社員は去年の11月に退社していました。
被害額はおよそ4億6600万円にのぼり、長電建設は警察に告訴しました。現時点で、他に横領に関わった人はいないとみられます。
親会社の長野電鉄は弁護士や公認会計士などで特別調査委員会をつくり再発防止策や社員教育の徹底などに務める考えです。

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