列車旅が盛り上がる!鳥取県と京阪神を結ぶ特急列車「スーパーはくと名探偵コナン号」運行中

鳥取県と京阪神を約2時間30分で結ぶ特急スーパーはくと号。そのうちの1編成を漫画家・青山剛昌氏の代表作のひとつ「名探偵コナン」のキャラクターで装飾されており、2023年12月3日(日)から運行中です。作中でおなじみの主要キャラクターたちが勢ぞろいした車体は、名探偵コナンの世界観が存分に楽しめますよ。

©青山剛昌/小学館

「スーパーはくと号」とは?

京阪神と鳥取・倉吉を約2時間30分で直接結んでいる特急列車です。先進の制御式自然振子機能により、揺れの少ない乗り心地のよさを保ちつつ、山間を高速で走り抜けられます。2024年12月3日には、運行開始から30周年を迎えます。

特急スーパーはくと号が「名探偵コナン」のキャラクターで装飾

車体には、コナンのキャラクター達を多く配置。ヘッドマークには「スーパーはくと名探偵コナン号」の名前の通り、白兎とコナンが掛け合わさったイラストがあしらわれ、客車の床面、枕カバーやロールカーテン、デッキにも主要キャラクターがデザインされています。

©青山剛昌/小学館

2023年12月3日に行われた「スーパーはくと名探偵コナン号」出発式 ©青山剛昌/小学館

コナンにちなんだ鳥取県のみどころ

「コナン駅」

©青山剛昌/小学館

青山剛昌先生のふるさとにあるJR由良駅は、2013年12月に愛称「コナン駅」となりました。駅は名探偵コナンの装飾でいっぱいで、列車に乗らずとも訪れるだけで楽しい駅です。

「青山剛昌ふるさと館」「コナン通り」

©青山剛昌/小学館

「青山剛昌ふるさと館」は、子どもから大人まで楽しめる体験型施設で、名探偵コナンの漫画についてはもちろん、青山先生の少年時代の思い出の品やエピソードなどが展示されています。また、コナン駅から青山剛昌ふるさと館までの1.4kmは「コナン通り」と名付けられ、ブロンズ像や装飾など、街中が名探偵コナンで彩られています。

「鳥取砂丘コナン空港」

鳥取空港は2014年3月に愛称「鳥取砂丘コナン空港」となり、カラーオブジェやさまざまな装飾にあふれた名探偵コナン一色の空港です。

「名探偵コナン列車」

「まんが王国とっとり」の建国を記念し、2012年度に運行を開始した列車。2015年度から運行されていた「ピンク色車両」に代わり、2021年9月に新デザイン車両で運行されています。

1編成の2車両それぞれに異なるテーマが設けられ、米子側になる車両はシックで落ち着いた茶色のベースに、作品に登場する探偵たち(江戸川コナン、工藤新一、毛利小五郎、安室透、服部平次など)が勢ぞろい。鳥取側の車両には、明るいオレンジ色をベースに、コナンの同級生で構成された少年探偵団が描かれています。

スーパーはくと 名探偵コナン号

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