シュミット・ダニエル、ヘント移籍がほぼ確実に…メディカルチェックも受診済みと現地報道

出番を失い完全構想外のシュミット・ダニエル[写真:©STVV]

シント=トロイデンの日本代表GKシュミット・ダニエル(31)のヘント移籍がほぼ確実になったという。

ベルギー『Het Nieuwsblad』は「冬の移籍がほぼ確定した」と報道。新たなGKになると伝えている。

シント=トロイデンの正守護神として君臨し、日本代表にも定着していたシュミット・ダニエル。しかし、今夏の移籍市場でステップアップを目指し、リーグ・アンのメスへの移籍が濃厚とされていた。

しかし、この移籍が直前で破談に。さらに、退団に備えて浦和レッズから日本代表GK鈴木彩艶をシント=トロイデンが補強したこともあり、8月から一度もピッチに立たず、メンバー外という状況が続いている。

そのシュミット・ダニエルは日本代表からも遠ざかるようになり、プレー機会が必要な状況。そんな中、ヘントの正守護神のGKポール・ナルディが骨折したことで、半年ほど離脱することに。新たなGKを探す中、シュミット・ダニエルに関心が寄せられることとなった。

『Het Nieuwsblad』によれば、すでにシュミット・ダニエルはヘントのメディカルチェックを受けており、正式に契約するのみだという。

シント=トロイデンもシュミット・ダニエルのサラリーが重くのしかかり、本人も出番がない現状を変える必要があるという状況。ヘントも安価に獲得できるということで、それぞれの思惑が一致する形となった。

なお、ヘントには日本代表DF渡辺剛が在籍しており、2人が守備で連携する日も近そうだ。

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