舞台写真着! 末原拓馬 作演出  朗読劇「ジョーのたかだか一部の物語」 北村諒「この作品が誇らしかったといつまでも僕らの勲章にあればと思っています」

公式舞台写真が到着!追加掲載!

作演出を末原拓馬を迎えた朗読劇「ジョーのたかだか一部の物語」が12月24日まで上演中だ。北村諒、猪野広樹、君沢ユウキ、磯野亨、千綿勇平、岡野海斗が出演する。公演初日の12月22日に取材会、ゲネが行われた。

あらすじ
そう遠くない過去か、はたまた未来か、あるいは現在か…不思議な世界がありました。
そこは私たちが生きる世界ととってもよく似た世界。美しい自然があって、笑顔で暮らす人々がいて、流れる時 間は穏やかで平和でした。
でも、それは世界を綺麗にしてくれる黒くて恐ろしい煙のおかげ。 突然忍び寄ってきて、呑み込まれた者の痕跡を 跡形もなく消してしまうから。
その世界に暮らしていたのは人間だけではありませんでした。 あらゆるものに姿を変えることのできる不思議な生き物ーリラブノ。 人間たちは彼らを恐れ、忌み嫌っていました。
あるところに、マサルという芸能マネージャーがおりました。 彼が担当するジョーは、その陽気さと美貌で確かな人気を誇るタレントでした。
お話は、ジョーが黒くて恐ろしい煙に襲われる運命の夜から始まります。 煙を必死に振り払うジョーでしたが、その代償に彼がリラブノであることが世間に知れ渡ってしまいます。
さて、この煙は一体どこからやってきて、どのように生まれるのでしょうか。 そう、ここはちょっとだけ、不思議な世界。
目に見えるものが全てではない。
目に見えないところで真実は蠢いている。
それはきっと、良いことも、悪いこともー。

この公演は上演回により、下図の役がわりで上演。

取材会でのコメント

北村諒
僕は末原さんは初めましてでしたが、すごく役者を信じてくれる人だなと稽古などで感じられて、導いてくれる、こっちも付いて行きたくなる人だと感じました。この先もご一緒したいと思います。初日を前に思うことは、自分たちにとって最新作ですので、自分たち史上いちばん良いものを作りたいという気持ちで稽古をやってきました。同時に、僕らはたくさんの作品に携わっていくと思うのですが、その中で、この作品が誇らしかったといつまでも僕らの勲章に思えるようにあればと思っています。そして、ご来場の皆さんにも長く長く自分の物語として持ち続けていただき、ご自身の人生を照らす灯りにあればと思っています。

猪野広樹
ジョーとマサル役を演じます。ジョーのマサルへの思い、他人軸、自分軸というのがこの物語の中心にあるのかなと思っています。対照的なふたりを朗読劇で演じさせていただきます。

君沢ユウキ
ジョーとマサル役を演じます。対局的な役です。まったく違うふたりが歩みよって成長、、嬉しいこと、悲しいことがたくさんあります。朗読劇ですが、その段階を楽しんでもらえればと思います。

磯野亨
ポンとラルを演じさせていただきます。今までクールな役を演じることが多かったのですが、ポンとラルも性格は違えど感受性が豊かで、その表現を楽しみながら演じてゆきたい。

千綿勇平
ポンとラルを演じます。人間ではない、この世界特有なキャラクター。しっかりと演じ分けて、どちらも魅力的なキャラクターとして皆さんにお届けできればとと思っています。

岡野海斗
(僕が演じる2つの役)ポンとラルは主人公のジョーを愛してるレベルで大好きで追いかけているのですが、ふたりの好きだからこそという葛藤を表現できるまで時間が掛かったのですが、本番で表現できるよう頑張って行きたいと思います。

末原拓馬:作演出
現代社会のパラレルワールド、僕らが生きている世界に似通った設定です、僕自身、言葉と物語が世界を変えると思って、ひたすら活動してきました。変えてしまうということを、僕らは目の当たりにしているところがあって、言葉ということに対しての物語を書かせてもらいましたと同時に、自分とはなんであるのかという物語を僕たちなりにエンタテイメント作品に仕上げさせていただきました。様々なことを想像していただければと思っております。ご覧になった皆さまに道標になればと思っております。

概要
朗読劇「ジョーのたかだか一部の物語」
日時会場:2023年12月22日(金)~12月24日(日) Hall Mixa (池袋)
作・演出:末原拓馬
出演:北村諒、猪野広樹、君沢ユウキ、磯野亨、千綿勇平、岡野海斗、末原拓馬

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舞台写真:主催者提供

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