志賀町長選、24日投開票 高岩、南、稲岡氏に審判

 贈収賄事件による前町長の辞職に伴う志賀町長選は24日投票が行われ、即日開票される。届け出順に、いずれも無所属新人で、前金沢市議の高岩勝人(56)=高浜町=、前町議の南政夫(59)=矢駄=、前町議の稲岡健太郎(46)=徳田=の3候補が保守分裂の選挙戦を繰り広げた。開票は午後9時15分に町役場で始まり、同10時ごろには大勢が判明する見通し。

  ●町議補選も

 同日程の町議補選(欠員1)も投開票される。候補は会社役員の西孝夫(75)=小室=、屋外広告業の小林克嘉(43)=高浜町=の両氏。開票作業は午後11時半ごろに終わる見込みとなっている。

 いずれの投票も町内20カ所で午前7時に始まり、稗造研修センターでは午後7時、その他の19カ所は同8時に締め切る。18日現在の選挙人名簿登録者数は1万6353人(男性7812人、女性8541人)。

  ●期日前で4割投票

 志賀町選管は23日、町長選の期日前投票者数を発表した。4日間の累計は6729人で、当日有権者見込み数の41.1%が投票を終えた。選挙戦となった2017年の前々回選(3387人)に比べて投票者数は約2倍となった。

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